購入価格 ¥2000

本稿では大人用のTOICAについてのみレビューします。
子供用やTOICA定期券の詳細についてはこちらで確認して下さい。
https://toica.jr-central.co.jp/outline/index.html【まとめ】
JR東海の交通系ICカード(Suicaの同類)
媒体がICカードだけの展開なので、モバイルや銀行口座からのオートチャージはありません。
利用可能期間が10年と長いのでサドルバッグに仕込んでおくのも良いでしょう。
【動機】
以前はモバイルSuicaでなんら問題なかったのですが、単身赴任が終わって静岡県へ戻ったら使う機会が無くなってしまいました。
それで判ったのが、モバイルSuicaは3ヶ月以上使わないとロックが掛かってしまい、解除するにはエリア内の窓口まで行かなければならないという事。
それでも年に2・3回は上京していたので解除やチャージも出来ていたのですが、コロナ禍でぱったり行かなくなったので機種変更のついでに終了しました。
地元の交通系ICカードなら、ロック解除は最寄り駅で出来る筈なのでその辺の問題が解決することを期待しました。
【所見】
大きさはクレジットカードとほぼ同じ86x54mmで、厚みは0.8㎜ 重さは4.8g
購入金額は2000円で、その内500円がデポジット(預かり金、カードを返却すれば戻る)で1500円分が利用可能金額となります。
勿論、購入時にチャージして増額することも可能です(私は5500円支払って利用金額5000円にしました)
尚、チャージの上限は2万円となっています。
チャージはJR東海の窓口の他、対応しているコンビニ等でもOKとの事で近所のファミリーマートでもチャージ出来ました。

【使用感】
購入時に窓口で確認したところTOICAは最終利用日から10年後に失効するまで利用可能とのことでした。
試しに購入から丸1年経過してから使いましたがロックは掛かっていませんでした。
電子マネーはイベントで東京に行った時のバスや電車の支払いぐらいにしか使わず、もっぱら非常用として持ち歩いているので、
利用可能期間が長いのはありがたいですね。
TOICAに限りませんが交通系ICカードの注意点として、他のエリアで使う事は出来ても2つ以上のエリアでは使えない点があります。
例えばTOICAで都バスや山手線には乗れますが、東海道線で静岡から東京へ行ったら窓口で清算する必要があります。
(熱海以東がSuicaエリアになる為)
まあ、そんな距離を乗るのなら現金で切符を買うので問題にはなりませんが。
【総評】
アプリとしての展開は無いので、全てをスマホに集約したい人には不向きです。
逆に、財布やスマホとは分けて管理出来るので免許証や保険証と一緒にしておけば非常時の備えになります。
コンビニぐらいしか寄らないのなら、財布が無くてもこれ1枚だけで足ります。
価格評価→★★★★★(個人的にはデメリット無し)
評 価→★★★★★
<オプション>
年 式→2020
カタログ重量→ ? g(実測重量 4.83g)