購入価格 ¥2200(税抜)
◆製品概要
オルトリーブ社のパニアバッグ後部に装着するボトルケージです。
バッグ取付専用で、フレームに付ける一般的なボトルケージとの互換性はありません。
本製品と同じ規格で、ロールトップ式のアウターポケットもラインナップされています。
本来はパニアバッグ向けの製品のようですが、私はブロンプトンのOバッグの背面に装着して使用しています。(Oバッグはオルトリーブ製なので互換性あり)
ちなみにパッケージには1枚の板のような状態で入っており、購入後にユーザーが組み立てる形になっています。(写真)
(↑店頭に置かれていてもボトルケージとは気づかない人が多そう)
組み立てるといっても難しい事は一切なく、折り曲げてフックを引っ掛けるだけで簡単に完成します。
◆使用感
よくあるボトルを左右から抱え込むような構造ではなく、ボトル飛び出し防止の突起もありません。単なるカゴのような作りになっています。
ボトルの保持力はかなり強めです。それに加えてボトル上部まで覆う作りなので、正直出し入れはしにくいです。
入れる時は下までグッと押し込む必要がありますし、取り出す時もそこそこの力で引っ張る必要があります。
ただ停車中に水分補給する分には別に問題ありません。
元々パニアバッグ向けという事で走行中の出し入れは想定していないでしょうし、この点に文句をつけるのは筋違いでしょう。私は納得して使っています。
ある程度手で曲げて変形させられる素材なので、少し曲げる事で、一応500mlのペットボトルもホールドできます。
しかし、大きな段差を越える時に飛び出して落下した事があるので、基本的には自転車ボトル用と考えた方が良いと思います。
パッケージにはパニアバッグ取付用の台座やアンカー、穴あけの位置決め用の台紙等が同梱されています。
説明書や構造を見る限り、オルトリーブ製でなくても、もっと言えばパニアバッグでなくても、バッグ側の生地の厚み・強度があれば取り付けできそうに見えます。(自己責任にはなりますが)
◆まとめ
かなり堅牢で、長期使用で曲げや脱着を繰り返しても劣化は全く感じられません。
何の変哲もない作りに見えて、しっかりと素材を吟味して作られているのがわかります。(さすが2000円…)
Oバッグ付属のアウターポケットはその高い防水構造が仇となり、夏場にボトルを入れると結露した水が底面に貯まってしまうのが難点ですが、本製品に交換する事でその悩みは一発解消、快適に使えます。
ただ総合的に見ると、やはり同規格のアクセサリーならアウターポケットを選んだ方が色んな場面で使いやすいかな…
価格評価→★★★☆☆(とても頑丈なので高くはない)
評 価→★★★☆☆(便利だがアウターポケットの方が汎用性はある)
<オプション>
年 式→
カタログ重量→ 90g(実測重量 本体のみ67g)