購入価格 ¥3500(税別)チューブ付き
【購入に至るまで】
週末ライドでは、普段コルサ(グラフェン第1世代)を履いたユーラスと、パナレーサーRACE C EVO4を履いたwh9000-C24を週替わりで使っています。通勤用はビットリアのイリュージョン(無印)にミシュランPRO4 エンデュランス。
雑誌のレビューで新作ルビノはなかなか良いと書かれていて、余っているシロッコ35(2013)に履かせてみたいなと思っていました。サイクルショップ タキザワでルビノ スピードG2.0 25Cがチューブ付きで3500円と格安で売られていたので、2020年末の機材遊びはこれにしようと思い、早速購入しました。
ちなみに、年末にもかかわらず注文から3日で届きました。タキザワさんありがとう。
【重量】
カタログ値では25Cで200gですが、きっと実測はだいぶ重いんでしょと思っていたら実測202gでした。
おまけ(?)のビットリアチューブはカタログ値105gですが、実測117gでした(笑)。
さすがにタイヤサイドはかなり薄く感じました。
当然ですが、軽さと引き換えにしているものはありそうです。
【はめやすさ】
最後の20センチくらいのところから結構きつくなってきて、ちょっと苦労しました。
冬用グローブを手に装着して滑りにくくし、青筋を立ててなんとかタイヤレバーを使わず手で押し込めました。コルサやRACE Cが結構はめやすいので、それらと比較するとはめにくいです。
ちなみに、通勤用にザフィーロプロVも購入しましたが、こちらは地獄のはめにくさでした(個体差ありそうですが)。
【見た目】
サイドがタンカラーのタイヤが好きなのでフルブラックは久しぶりに買いました。ロゴは主張しすぎない程度にちょっと赤が入っており、悪くないと思います。
C15 のシロッコ35にはめて、25Cの本タイヤを定規で測ったところ24㎜くらいでした。
【走行感】
体重75キロで、コルサは前7bar、後ろ6.8くらいにしています。
ルビノは少し気圧高めが良いとされていたので、前後とも7.5barで乗ってみました。
乗り出しての第一印象は「なにこれ速い」です。路面をスーッと滑るように進む感覚です。
タイヤ自体の軽さだけではなく(チューブ込みだとそんなに軽くはないですが)、コンパウンドが軽快感を演出していると感じます。これまで履かせていたコルサと比較して、軽快感という点ではルビノスピードが上。
一方で、荒れた路面での振動はコルサ(G第1世代)と比較してだいぶゴツゴツ来ます。
私は普段1回のライド距離が40~50キロくらいなので、多少振動があってもそれほど影響はありませんが、100キロくらい走るロングライドだと、私レベルだと疲れるタイヤかなと感じました。
また、ケーシングがコットンとナイロンとで違いますし軽快感と引き換えなのでしょうが、コルサのようなしっとり感、グリップ「感」はやや希薄です。
もっとも、急坂でもリアが滑ってしまう感じは(最近のタイヤなら当たり前なのでしょうが)なかったので実際のグリップ力自体は高いと思います。
【総評】
ロングライドではなく距離40~50キロ程度のライドであれば、振動吸収性など他に失うものがあっても、この軽快感で気持ちよく走れるように感じました。このタイヤが1本3500円チューブ付きというのは本当に格安。
しばらくシロッコ35とこのタイヤで走ることが多くなりそうです。
サイドがタンカラーではないし、この値段で今後買えることはあまりないと思うので、また買うかは悩みますが、トップグレードでなくてもいいタイヤがあるんだ、という新しい発見ができました。機材遊びってやっぱり楽しい!
価格評価→★★★★★(タキザワさん安すぎです)
評 価→★★★★☆(気持ちの良いタイヤです)
<オプション>
年 式→2020
カタログ重量→200g(実測重量202g)


