
STRIDAラインナップで最もベーシックな16inch シングルスピードモデルです。
【購入動機】
とある自転車系ブログの記事の影響で、DAHON K3 のライムグリーンを
かなり真剣に購入検討していましたが、2020年モデルは在庫なし。
2021年モデルでは、ライムグリーンは廃色になってしまいました。
ヤフオクでライムグリーンのK3を探していたら、いつの間にかSTRIDA LTをポチってました。
【三行インプレ(BROMPTON比)】
・速く走らない!
・折り畳むと意外と大きい!
・究極のシンプル!
ブロンプトンと同じく、イギリスにルーツを持ち、ロンドンの様な都市部を走る為に作られた折りたたみ自転車です。
しかし、ブロンプトンとは設計思想が対極にある自転車です。
ブロンプトンでは、走行性能と折りたたみサイズを追求し、ハイレベルで実現しましたが、構造は複雑です。
STRIDAは、シンプルさを一点追求した一方で、走行性能や折りたたみサイズ、人間工学は犠牲になっています。
シンプルだからといって、メカ的につまらない自転車ではありません。
前後輪は片持ち式、ディスクブレーキ、ブレーキケーブル内蔵、
ベルトテンションを偏心BBで調整、三角の一辺がステアリングを兼ねる、など、全体としてのシンプルさを実現する為に、細部は非常に凝った作りになっています。
一つの部品が複数の役割を担い、部品点数を極限まで削減し、ほとんどの部品が専用設計です。
見れば見るほど理系の魂を揺さぶります。
乗り味は非常に独特です。
アメリカンバイク(オートバイ)の様な乗車姿勢なので、ペダルに体重をかける事ができません。
どっかり垂直にサドルに座って、足だけでペダルを漕ぎます。
スピードは出ず、坂は苦手で、ロングライドは変態さん以外は不可です。
でも、楽しいか? or 楽しくないか?でいうと、楽しいです。
何故か笑顔になる自転車です。
価格評価→★★★★★(ブロンプトンよりかなり安い)
評 価→★★★☆☆(人を選ぶ)