購入価格 ¥
購入価格 ¥6,845(税込)
このライトは一言でいうと、ライトとサイコンマウントを合体させたものです。
ハンドル周りをスッキリさせたい…という思いとガジェット好きな性分から、試しに購入してみたのですが、結論から申しあげますとオススメしたい製品ではありませんでした。
…ならばレビューなんて必要か?とも考えましたが、興味を持たれている方や購入を検討されている方の参考になればと思い、実際に使って気になった事を記しておきます。
【装着条件】
この製品は取り付けの前提条件としてステムのハンドルクランプボルトが4本である必要があります。(上下2本で固定するタイプには取り付けできません)
クランプボルトの下側2本に共締めして装着します。付属品として長さ違いのボルトが数種類用意されているので別途用意する必要は基本的にありません。
【基本スペック(抜粋)】
・400lm=1:30
・250lm=2:15
・充電時間=2:45
【良いと感じたポイント】
・ステム前方に取り付けるためハンドル部分のスペースを一切使わない点。
・ライト照射角度を0度〜下方向に40度ぐらいまで調整できる点。
・ライト本体がブラケット部分と分離するので、自転車から離れる際に工具なしで外すことができる点。
【不満に感じたポイント】
・サイズがコンパクトであるがゆえにバッテリーの容量も小さい(1050mAh)=ランタイムが短かい。
・実用に耐えうる明るさは400lmがギリギリで、250lmは暗すぎて使えない。
・本体がステムの傾斜(前後方向)と同じ角度に固定されるため、サイコンの角度調整ができない。
・ライト本体の真上にサイコンを装着する構造のため、Edge820の場合サイコン裏面のUSBポートが塞がれてしまい、モバイルバッテリーから給電しながら走行する事ができません。
因みにEdge1030も装着は可能でしたが、USBポートの周りにケーブルを挿すほどの余裕がありません。
【総評】
ライトとしての基本スペックがお世辞にも高いとは言えないので「ライト機能付きマウント」と捉えるのが妥当かと……夜間それなりの時間乗る場合にはメインライトとしては少々不安を感じます。=メインライトを別に用意するとなればハンドル周りをスッキリさせるという目的には合致しなくなるので、この製品のメリットって何だろう?と改めて考えてしまいました。
価格評価→★☆☆☆☆(値段の割にスペックがしょぼい)
評 価→★☆☆☆☆(見た目はカッコイイと思うんだけどね…)
重量 100g(カタログ値)