購入価格 ¥34,000
specialized fuze comp 6fattie(2018)の標準ホイールを2年半使っていましたが、そろそろチューブレス化したいなと思っていたところ、公式サイトではカタログ落ちしていたXA elite 27.5+が通販で安くなっていたので購入。
◆チューブレス化への道のり
最初からリムテープが貼ってあるということだったので安心してましたが、古い在庫だったからかリムテープが劣化してヨレていて、リム内のスポークホール部分にもテープに亀裂が入っていました。
これは空気がダダ漏れるだろうと思い、アマゾンでMAVIC純正リムテープを購入(5000円)。初期テープを剥がして自分で貼りましたが、うまく貼れずにシワになるし、テープ内に空気も入っているようでかなり凹みました。
ただ、リム幅が広い(40mm)のでテープのリムへの接着面積も広く、まあ大丈夫だろうと適当に貼って完了としました。
ところで、このホイールはリムが切削加工されていて、Oリングではバルブの根本が密閉できないように見えます。前輪は、その切削加工に合わせたバルブ根本用のゴムが付いているのですが、後輪は普通のOリングでした。後輪はバルブの根本から空気が漏れるんじゃないか…と心配になりましたが、実際には大丈夫でした。
次にタイヤ(前後とも新品のspecialized ground control grid 2Bliss Ready)をはめましたが、これもかなり苦労しました。最終的には手ではめられたので、比較的はめやすい方なのかな…
そして難関のビード上げ。どれだけポンピングしてもビードが上がる気配がなく、心折れました。リムテープが適当だったので空気が漏れてるんじゃないか…タイヤの精度が悪くて密閉されないんじゃないか…疑心暗鬼になりつつ、最後の頼みでCO2ボンベを使ったら前後とも一発でビードが上がりました。ありがとうCO2ボンベ。
シーラントは定番のnotubesを、ダイソーの注射器で注入しました。
適量はネットで調べると27.5+は120mlくらいと書いてあったので、それに従いました。
ダイソーの注射器は評判に違わぬ最高の働きでした。
シーラントを入れてホイールを回転させて撹拌し、空気を入れましたが漏れる漏れる。ものの数分でぺちゃんこになり、またも凹みました。
やはりリムテープが…タイヤの精度が…シーラントが足りないのか…と疑心暗鬼になりながらも、数日かけて撹拌したり空気を入れ直したりしているうちに、空気が漏れなくなりました。ネットで調べると、ground controlはシーラントが塞ぐまで結構時間がかかるという情報がありました。
以上の経緯で、凹みながらもなんとかチューブレスをセットアップ。
リムテープの貼り方の適当さは、現時点では問題ないようです。
◆使用感
感動しました。私はロードも乗りますが、ここまで機材交換の効果を実感したのは初めてかもしれません。
ホイール自体の軽さ(初期ホイール比)とチューブレス化の恩恵で、乗り味が軽く、とてもしなやかになりました。27.5+はチューブが300gはあるので、シーラントを入れてもチューブがなくなればかなりの軽量化になっているのもあると思います。
速さは求めないので、0.5気圧くらい入れてのんびりとトレイルや河川敷を走ると、気持ちよくいつまでも乗っていたくなります。
初期リムテープがよれていたり、バルブ根本がOリングで頼りなかったりしましたが、実際にはそれらは問題なく、チューブレス化は(大変だったものの)初めての私でも可能でした。乗り味は、私の用途では言うことなし。良い買い物でした。
価格評価→★★★★★
評 価→★★★★★
<オプション>
年 式→2018
カタログ重量→2000g(ペア)