ちょうど伸ばしておきたいスペアのチューブラータイヤ(上限15気圧)があったので、手持ちの携帯ポンプを使ってこの方法で何気圧まで入れられるか試してみました。
使用したのはベルクロの結束バンド、液体歯磨きのキャップ、携帯ポンプ
ポンプは15年くらい前に買ったトピークのマイクロロケット。現行のマスターブラスターと違い、取っ手がT字型に変形しません。
まずポンプをバルブに差し、ポンプを倒した状態で結束バンドで固定します。
写真では差し込んでいるところが見えるようにバルブより上に巻いてありますが、実際にはもう少しバルブの近くに巻きます。
この状態からポンプを90度起こすと結束バンドがねじれてしっかり固定できます。
この入れ方は、いかにポンプをバルブに固定するかがポイントです。
前の投稿ではベルクロの裾バンドを使用していますが、今回のような折り返して止めるタイプの結束バンドの方が緩みにくいのでおすすめです。
後はひたすら空気を入れます。このポンプだと、大体5気圧を超えたあたりから徐々に押し込むのが重くなってきます。そこからはポンプの柄に体重をかけて押し込み続けます。
10分位入れ続けたところで、体重をかけて押し込む手にポンプの柄が食い込んできました。
7気圧は優に超えている感触があったので、エアゲージで圧を測って見たところ、ほぼ9気圧入っていました。
最近はロードバイクも低圧運用が主流で、私もチューブラーといえど6気圧がせいぜいです。
しかし、スペア用として携帯している細いチューブラータイヤは7気圧以上入れるとあります。
根気さえあれば、この小さなポンプでもお助けチューブなしで9気圧近く入れることが可能だと確認できたのは有意義でした。
価格評価→★★★★★(結束バンドは100均ので十分)
評 価→★★★★★(最小サイズのポンプで9気圧は予想以上)