購入価格 ¥6000位
30cのエアボリュームと最新のコンパウンドを生かした最高級通勤タイヤ
200kmくらい走ったので感想を書いてみます。参考までに、使用状況はシクロクロス用のバイクを通勤用にカスタムしており、私自身の体重は100kgあります。片道1時間の通勤をメインに使用しています。
それなりの重さ(メーカー値370g)があるので、ゼロ発信ですぐに加速したり高速域を保つのはつらいものがありますが、このタイヤの魅力はそこではありません。
これくらいの太さがあると、ちょっとした段差や路面の凸凹に気を取られることはありません。推奨空気圧が6~8Barで、30cで8Bar入れるとかなりのエア量となり、抵抗感も少なく巡行中も気持ち良いです。空気圧を落とせばかなりまったりした走り心地になり、身体への負担も減らすことが出来ます。チューブラーなのでリム打ちパンクをあまり気にしないで低圧にすることが可能ですね。
雨の中も走ってみましたが、この太さから来る安定感が全く損なわれることなく、何も気にしないで乗れました。もちろんブレーキの利き具合やマンホール等は気を付けないといけないのですが、タイヤへの安心感があるだけで精神的にとても楽に走ることが出来ました。
メーカー曰く、砂利道やロングライドに向けたタイヤですが、日本の舗装路の良さを考えたら、あまり太いタイヤやグラベルの需要はなさそうですね。それでも自分がこれを選んだのは、片道1時間の通勤で疲れたくないからです。アスリートでもない自分は、通勤で疲れてしまうと仕事に支障が出ますし、しんどいと毎日乗りたくなくなってしまいます。あくまで飛ばしすぎず、快適かつ安全に通勤するのが第一条件なのです。こういうタイヤは、26kmくらいで気張らないで走るのがちょうど良くとても気持ち良いです。
今のところパンクはしていませんが、写真のようにトレッドに小石が挟まるのがちょっと不安ではあります。このトレッドのおかげで少しふわっとした優しい感触があるのだと思います。触った感触は硬そうで意外に柔らかい不思議な感じがします。
価格評価→★★★★★
評 価→★★★★★
<オプション>
年 式→2020
カタログ重量→ 370g