購入価格 ¥5,518
大型のフロントバッグです。取り付けにはフロントキャリアが必須です。サイズ感がピッタリのNITTO campee M-1B フロントラックも併せて購入しました。
長所
ママチャリの小さめの前カゴくらいの容量があります。ロードバイクにたくさん荷物が積めて普段使いやツーリングにとても便利です。また、リア積載と違い荷物に常に目が届くため安心感があります。
バッグの高さは22cmのため、ヘッドチューブ下端とハンドルバー上端の間隔が22cmくらいあれば丁度ハンドルバーと同じくらいの高さになり見た目も美しいです。ドロップハンドルの幅は芯-芯で42cm以上あれば、STIレバーの変速に影響はありません。これ以下の幅の場合はフレアハンドルにする必要があるでしょう。
要改善
バッグの剛性不足と固定方法には対策が必要でした。フロントバッグ内部には補強用のプラ板が入っていて、一応箱形を維持できるようになっていますが荷物を入れると簡単に揺れ、ゆがみます。バッグの固定方法は正直言って古臭い方法で、バッグ背面からドロップハンドルのフラット部分に2本の革バンドを巻き付け、バッグ底部からもラックに革バンドを巻き付けて固定します。革バンドは締め付けの微調整が利かずゆるゆるになりがちです。また、私の自転車はシマノGRXの油圧補助ブレーキが付いているので、ハンドルバーにバッグを縛り付けると補助ブレーキが使えなくなってしまい、うまく固定できませんでした。
改造
バッグの剛性と固定を改善するために、バッグを付けっぱなしにする前提で大改造しました。
バッグに穴をあけステンレス金物をねじ止めして補強してあります。スーパーで重いものばかり買ってバッグに詰め込んでもほとんど揺れないくらいカッチリしたバッグになりました。もはや前カゴです。
バッグ底部はステンレス金物のフレームを使ってラックにねじで固定してあります。補助ブレーキとハンドルバー固定の両立は少々悩みましたが、結局3Dプリンタでピッタリの間隔のスペーサーを作りタイラップで縛ることで補助ブレーキが使えるようになりました。
今後は取り外しの容易さと、しっかり固定の両方を実現できるように改造していきたいです。
価格評価→★★★★☆(改造に金がかかる)
評 価→★★★★☆(工夫が必要)