購入価格 49,58 € x 2 + 送料 44,00 €

別途レビューしたグラベル仕様 Reach には Schwalbe G-one 40-406(20インチHE)を履かせることに決めていました。
(
https://cbnanashi.net/cycle/modules/newbb/viewtopic.php?topic_id=16718&forum=49)
仕様の合う完組ホイールは存在せず、手組み決定です。
希望の仕様はチューブレスレディ、黒、ロゴ印刷なし、
40cに対する Schwalbe の推奨に従ってリム内幅17〜23mm。
700cなら色々選択肢ありそうですが小径車用のパーツはなかなか希少で
しばらく探し回ったところ Ginkgo Veloteile というドイツのショップでこのリムを発見。
https://www.ginkgo-veloteile.de/ginkgoshop/en/Wheel-Accessories/Rims/Kinlin-TL21-406mm.html何故か24Hがなかったので、色々考えた結果28H仏式を選択。
ショップの写真では判りにくいですが、ビードを保持するリップもあります。

スポーク穴はとくにオフセットはしていません。
バルブ穴周辺は平らなのでバルブナット(とOリング)の固定に山形のアダプタは不要です。

よく見ると継ぎ目の処理がされていませんが、遠目には判りませんし振れやバランスは問題なかったのでOK。

406リムの直径はちょうど猫くらいの大きさ。

初挑戦のホイール手組みは以外にもとくに問題なく成功。
固い、嵌らない、と言う意見の多いチューブレスタイヤ、しかも元々嵌めにくい小径のタイヤ装着ですが
Schwalbe のチューブレスキットに同梱の Easy Fit を使ったところ拍子抜けするほどあっさり、タイヤレバーなしで組めてしまいました。
最初のビード上げはタンクを使いましたが、以降はふつうのフロアポンプだけで音もなくヌルリと上がります。
これはリムがよいのかタイヤが良いのか比較対象がないので判りませんが、少なくともこのリムと G-One の組み合わせの相性は良いようです。
密閉性も問題なくシーラントなしでも5Bar入れて24時間後に3Bar残っていました。
シーラント入れた今では5Bar→3Barまで2週間くらい保持します。

リムハイトは22mmと控えめですが、小径ゆえセミディープくらいの存在感。
太めタイヤとのバランスも良く、街乗りSUV的な細マッチョなイメージに仕上がりました。
価格評価→★★★☆☆ (リム本体は安いと思います。ただしどうしても送料が…)
評 価→★★★★☆ (好みのデザイン、G-oneとの相性ヨシ。継ぎ目の仕上げは微妙)
年 式→ 2019
カタログ重量→ 295g (実測重量 285g)