購入価格 ¥1,950
~幸せの青いタオル~
ロングライド好き、またシリアスなサイクリストにとって共通する問題があるのではないでしょうか。
しかし、それでいて多く語られない問題…
それは…
洗濯もの。
「宿泊ライドともなると着替えがいる」「宿泊先に洗濯設備があるかどうか分からない…」「日帰りだけどもしかしたら帰りに温泉によるかも…」
⇒それでもなるべくロングライドはできるだけ身軽に行きたい!
最近はバイクパッキングのギアも充実していますが、それでも容量は限られていますし、やはりロングライドを楽しむには、できるだけ荷物を減らして無駄な疲労は押さえたいのが本音ではないでしょうか。
「毎日トレーニングするし、雨の日だってローラーに乗るぜ」
⇒どんだけ洗濯しなきゃいけないのよ!(by.嫁)
最近スマートローラーのユーザーが増えていますが、ローラーに乗ろうものならウェアどころか、凄まじい汗を処理するためのタオルまで追加されることになります。
増大する洗濯もののために、夫婦仲は冷え込み、一家離散の憂き目に遭うサイクリストも出てくるかもしれません。
このように、あまり表だって議論されないイメージの洗濯もの問題ですが、もしかすると世の悩めるロングライダー、サイクリストがちょっぴり幸せになれる(かもしれない)可能性を秘めたタオルが、このモンベル・マイクロタオルなのです。
以下、レビュー
【用途】
・温泉用タオル兼バスタオル
・宿泊ライド時の洗濯物脱水
・濡らして首に巻き、酷暑ライド時の冷却に
・ローラートレーニング時の汗拭き
・メガネ拭き(笑)
【good】
・圧倒的な速乾性
・なかなかの吸水力
・軽量コンパクト

↑
これでも普通のスポーツタオルよりやや大きめサイズ
【not good 】
・モンベルらしいカラーバリエーション(青orクリーム色)
・メガネ拭き的な触感
【使用感】
水泳用のセームタオルと比べると吸水力は多少劣ると思われるものの、乾いたときにバリバリになることもなく、快適に使える点において優れています。
はじめこそメガネ拭きのような何とも言えない触感に違和感を覚えましたが、そこは慣れの範囲かと。
特筆すべきはその速乾性と吸水力で、絞れば無限に吸水力が復活します。
なので、運動時の汗拭き→そのまま温泉や銭湯でボディウォッシュ→バスタオルと、まさに「これ一本」的な運用ができます。
そして極めつけは、入浴後、首に引っかけたままでも1時間そこそこで乾くので汚れものになりません。
この吸水力を生かして洗濯物の簡易な脱水もできるため、連泊ライドでコインランドリー等が確保できずとも、夏用のサイクルジャージであれば手洗いして翌朝には着られる程度に乾かすことができます。
替えのジャージが不用となることで、夏場であればオルトリーブサドルバッグLのみで長期のロングライドが可能となりました。
そしてローラートレーニングの際も、わざわざ洗濯機にかけるまでもなく、風呂で自分の身体と一緒に洗ってしまえるので、タオルの洗濯物を大幅に削減できます。
たかがタオルですが、家庭円満にも多大なる貢献を果たしている、我が家の縁の下の力持ちといえるでしょう!
価格評価→★★★☆☆(タオルにしては高額)
評 価→★★★★★(便利すぎる)