購入価格 ¥210(うち、消費税¥15)
コンビニで購入可能な、いわゆるエネルギーゼリーです。
2019年5月の10連休後半に開催された1,000kmブルベの途中、チェックポイントに指定されたコンビニで見かけて、「ちょっと面白そうだ」と思って試してみました。
その結果について、簡単にレビューします。
どうでも良い余談ですが、このエネルギーゼリーシリーズ、「ウイダーinゼリー」だと思っていましたが、いつの間にか製品名から「ウイダー」が消えていたのですね……。
今では、「inゼリー」が製品名のようです。
●成分など
この製品、現在はメーカーサイトなどに掲載がありません(新製品?期間限定品?)。
なので、成分については、パッケージ裏のこちらをご覧いただければと思います。
いわゆるエネルギーゼリーですが、ブドウ糖が30g含まれているのが特徴でしょう。
カロリー的には128kcalと、一般的なコンビニ販売のゼリー飲料と同等か、少し少ない感じです。
(10秒チャージで有名なエネルギーinゼリーは、炭水化物45g配合で180kcal)
味はラムネ味となっていますが、飲み物のラムネというより、砂糖菓子の方のラムネ味です。
清涼感があるため、暑さでグダグダな時でも口当たりがよく、スイっと飲むことができました。
個人的には、即効性をうたうゼリー飲料の栄養ドリンク系の味が苦手なので、この味つけは非常にありがたかったです。
●効果について
プラシーボ効果も混じっているかもしれませんが、1,000kmブルベの中盤~終盤にかけて、なかなかの効果を体感できました。
即効性のあるブドウ糖が主成分のためか、補給してから30~40分後くらいから、急に足が回り始めるようになり、1時間後くらいには実感できるレベルでパワーを上げることができました。
中盤、タイムアウトぎりぎりのペースになっていた場面で使用したときは、巡航速度を上げることができたため、結果的に30分くらいの余裕をもってチェックを通過出来たりもしています(なお、コースはほぼ平坦、中程度の向かい風の条件)。
ただし、即効性がある反面、効果が切れるのも意外に早く、私の体では2時間は持たない気がします。
また、効果が切れると、今までの好調が何だったのかと思うほどガクッとパフォーマンスが落ちるので、使いどころを間違うと厳しいかもしれません。
使いどころとしては、峠のアタック前など、「ここ一番」を狙って使うのが良いでしょう。
ロングライド的には、このゼリーと同時にマルトデキストリン系補給食や普通の食事など、消化吸収の時間がゆっくりな補給も同時に行い、できるだけパワーが持続するような使い方を考える方が良いかと思われます。
なお、当然ながら、消化吸収~栄養消費の早さには個人差があると思われますので、ご注意ください。
●まとめ
コンビニ販売のエネルギーゼリーで、糖分としてブドウ糖が30g、配合されています。
ダイレクトにエネルギーになるブドウ糖配合で即効性が高く感じられますが、効果が切れるのも比較的早く感じられるため、「ここ一番の勝負どころ」に使うのが良いと思われます。
2019年5月現在、ブルベのコース上という限定された範囲ですが、北関東~南東北地区では、立ち寄ったコンビニの7割くらいには在庫があったでしょうか?
置いていないコンビニも散見されたので、使いたい方は店頭で見つけた場合、その場で補給するとともに、バックポケットにひとつ予備を持つ、くらいの感覚で購入すると良いかもしれません。
価格評価→★★★★☆(←価格的には普通とも思えるが、コンビニで買えるのがありがたいので★+1)
評 価→★★★★★(←プラシーボ効果もあるかもしれないが、即効性があり、ここ一番の勝負どころで頼りになると思う)
<オプション>
年 式→2019年
カタログ重量→180g(128kcal)