購入価格 ¥7000
広大で起伏に富んだ地形を活かした長野県の最北東端・栄村のサイクリングイベント。8月第一日曜日に行われる、2006年から続く真夏の100kmサイクリングです。今年は暑かった!
◆コース by RouteLab
https://yahoo.jp/ypHRNm◆実走Log
https://www.wikiloc.com/cycling-trails/cycling-in-sakae-village-nagano-prefecture-27411705スタート&ゴール地点は村営さかえ倶楽部スキー場。前日の土曜日の午後、クルマで赴き受付を済ませますが、暑すぎ。
翌朝、隣の野沢温泉村の宿から会場に赴き、6時過ぎに準備を済ませ、体を動かしながら朝のひと時をのんびりと過ごします。猛烈に暑い一日になりそうなので、事前に水分を入念にローディングしましたが、さすがに朝から2リットルも水分を摂ると、トイレが近くなります。
会場で暫し、歩いていると、極太タイヤのグラベルロードを発見し、所有者さんと談笑。空気圧は2気圧少々だそうな。乗り心地がよさそう。それからAMANDAロードの方にもお話を伺いました。サドル直下までカーボンチューブが伸びている10年ほど前の逸品。
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今年のエイドステーションでは、切明で供された昼食のカレーは美味かったし、各エイドに新潟スイカや長野スイカも多くあり、さらにはエゴマおやき、笹団子、冷たいあずき汁、プラム、バナナから、塩分を摂れる茄子やキュウリに信州みそ、そして何故か、流し「蕎麦」など、上って下って美味いものを食べて、の繰り返し。
歳なんですかねぇ。前半はよかったのですが、後半は足が攣りまくりました。太腿の表裏から脹脛から、尻の付け根に近いところまで攣るなど、畳みかけるように片っ端から順番に攣ってしまい、大変な目に遭いましたが、そのたびに負荷をうまく平衡させて切り抜けます。こういうときは、降りても、ギヤを軽くしてもダメ。うま~~く負荷を選択して騙し騙し回し続ける・・・しかありません(とはいえそんな走り方は非推奨ですが)。痛かったなあ~。近くの長野市の最高気温が37.5℃だったそうな。それが原因でしょうか。結局こういう走り方をすると、翌週木曜日あたりまで引きずることになります。普段は自転車でいくら走ったところで筋肉痛などとは無縁なのですが、引き攣って激痛を堪えた部分が軒並み、筋肉痛のような痛みを呈します。
坂を上っていると、
「あっ、小径車!」
「軽やかに走ってますねえ!」
「えっ、マジすか!?」
などなど。まあ、お世辞かもしれませんが、小径車で走ると何かと言っていただけます。それはそれで嬉しいですね。
まだ東日本大震災翌日の栄村大地震の傷が癒えなかった2012,3,4年、序盤の登坂ルートはお隣、新潟県津南町を行くコースでした。実は今年も津南町経由のコース。もしかしたら栄村で震度5強を記録した今年5月の長野県北部地震が影響したのかもしれません。2012,3,4年当時、最低標高地点の千曲川から700mほど標高を上げたところで、伝説となった焼肉エイドステーションが出現。串焼きの肉をタレで食すという・・・。今年、これに肉薄したのが後半、まさかの流し蕎麦の登場、でした。大量の汗で塩気が失せた身体につけ汁も美味かった。
朝5時には20℃を下回っていたはずですが、あっという間に気温が上昇し、結局この日は、全く崩れる気配のない晴天酷暑となりました。ゴールしてからスマホのGPSログを確認しようとしたら、高温注意の画面がうっすら表示され、操作不能。まずは冷やさないとまずい、という事態。昨年はこんなことなかったんだけどなあ。
灼熱のオンロード山奥秘境イベント。
栄村の熱(暑)すぎる一日が今年も無事、終わりました。2019年も是非、走りたいと思っています。
価格評価→★★★★★
評 価→★★★★★
年 式→2018
酷暑の中、前日受付を済ませ、道の駅でソフトクリームで腹を冷やさずにいられないの図
朝6時、のどかな準備風景
AMANDA的美しさ
珍しいスチールロードに太タイヤ!
村長のご挨拶
出走直前まで自転車を放置して散々、徘徊していたが、戻るとなぜか出走路がちゃんと一人分空いているの図
朝7時のスタート時点での暑さは、まだ控えめだったが・・・
千曲川を渡る・・・県境を過ぎれば名前が変わって越後川ではなく信濃川になるあたりに、新潟県の寛容さを見る
珍しくなだらか
別に腹は減っていないが、いきなり甘い笹団子を・・・美味い
皆、自転車を打ち捨て、食すの図
木陰を走ると生き返った気分
ケイコさんに「熱中症に気を付けて」と助言を受ける
「マジで皆よくこんな日に坂を上るわねぇ」
とにかく美味そう・・・美味い
これより長さ1kmあまりの天然冷蔵庫に突入
この天然冷蔵庫はなぜ、ここまでよく冷えているのかちょっとした謎
これが噂の八色西瓜、美味すぎ
鳥兜山も暑さでぼんやり?
何とお昼はカレー!
大盛りお願いします!(と前の人がおっしゃっていたかどうか定かではない)
カレーのあとも、走る
鳥兜山の前衛、布岩を見上げる
こじんまりしたサイクリングイベントなので、すっかりバラケてこういう風になる
エゴマおやきも勿論、いただく・・・ただただ、美味い
まさかの流し「蕎麦」
暑さでヘロヘロの方もここで大いに盛り上がり息を吹き返すの図
なお、蕎麦がなくなった後は素麺に変更されたとの情報も・・・
帰還・・・猛烈に暑い時間帯だが、のどかな雰囲気
軽く洗車してクルマに戻って
小径車さんおつかれさま