dhb dorica シューズ
購入価格 ¥約7000円
Wiggle PB、prime初のバイクシューズ。
型は紐、ベルクロ、boaの3パターン、対応ペダルはロードとMTBの2パターン、色は黒と白の2パターンと、流通ブランドとしては異常に充実しています。気になった方も多いのではないでしょうか。
購入したのは紐タイプのdorica。サイズはSHIMANOより大きめにつくってある、とあったので普段SHIMANO42のところ41を購入しました。これでもやや大きかった。2サイズ下でも履けたかも。重量は未計測ですが軽くはないですね。手に持つとしっかりした重量感。ソールはナイロンタイプで剛性感は硬過ぎず柔らか過ぎず。
素材はマットな人工皮革。パンチングはされていて通気孔があります。メッシュ素材ではないので真夏の使用は熱が篭ってかなり不快です。足裏にも通気孔が有りますが機能してるのかな?と疑問を覚えるほど。
デザインは一見GIROのEMPIREのようにも見えます。ジロはつま先が細身で、アッパーが一枚皮、シャープでモダンなデザイン。対してdhbはつま先はやや丸みを帯び、トゥガードを付け、レトロなデザイン。実物は旧いゴルフシューズや野球のスパイクのような印象ですね。実際、タンには細かな切り込みが入っていて、ちょっとタッセル風です。
アッパーにはクッション材がしっかり入っていて足あたりは悪くないです。ペダリングすると少しかかとが浮くかな?紐をしっかり締めても感じたのでこのシューズの特性だと思います。紐式はフィッティングを細かく調整出来る云々と記事で紹介されていたりしますが、正直面倒ですし、ラチェットバックルやboaの方がきちんと締まると思います。走りながら調整出来ないのは少しストレスですね。ソロなら都度止まれば良いのですが集団走行だとそうもいきません。
低~中負荷では問題ないのですが、高負荷で走ると母指球のところが痛くなってしまいました。クリテリウムのような要所でしっかりパワーを掛けるような走り方だとかなり痛くなります。かかとのホールド感の弱さも影響しているのでしょう。足全体をホールドするようにデザインされてないのかな。同ブランド初のシューズということでノウハウが不足しているな、という印象を受けました。
ベルクロやラチェットバックルでガチャガチャしたデザインがあまり好きではない(ガンダムっぽいよね?)ので、試しに購入してみたのですが、SHIMANOの機能性には遠く及ばないな、という印象です。主張しないデザインですので、ツーリングやポタリング派、カジュアルウエアで走りたい、でもビンディングシューズが良い、という人には良いと思います。
価格評価→★★★★☆ 安いです 評 価→★★☆☆☆ 使用頻度が低くて元取った気がしない
|