cbn Blogの記事でも書かせていただいたのですが、Apple TVでのZWIFTが「ZWIFTコンパニオンアプリ」の大規模アップデートによって、別モノのような使いやすさを手に入れました。
参考:ZWIFTを始めるのに必要な、スマートトレーナー以外の機材まとめ
https://blog.cbnanashi.net/2019/01/6626Apple TV購入直後は機器接続の遅さや使い勝手の悪さでApple TVでのZWIFTに絶望していたのですが、今ではすっかりZWIFTするならApple TV派になっています。前のレビューで書いた、「時期尚早」という評価は変えざるを得ません。手のひら270度ひっくり返して前言撤回態度豹変。「iPhoneかiPadを持っている」という前提ではありますが、ZWIFTのために新しくパソコン買うことを検討するなら「Apple TV 4K+4Kディスプレイ」という選択肢はもう全然アリです。
なにしろ「これ以上を望むなら相当リッチなグラフィック性能を持ったパソコンを用意しないとおそらく無理」というレベルの、高精細かつ滑らかな動きの映像でZWIFTを楽しめる環境が2万円と少々(ディスプレイ別)で手に入ってしまうのです。このコストパフォーマンスは、ほかにないのでは。
▼3840ピクセル×2160ピクセルを1秒24コマ(多分)で、滑らかに動かす。すさまじい処理能力。
少なくともウチのへっぽこノートPCやへっぽこ一体型デスクトップPC(どちらもCPUはCore i7)ぐらいであれば余裕で上回り、ハッキリと差がわかります。またiPad版では出ない後続車タブが出るので「なんか制限かけられてる…」という、もにょっとした気持ちを味わうこともありません。さらにApple TVは、ZWIFTしないときには多彩なコンテンツを楽しめる、高機能メディアプレーヤーです。購入する理由なんて、いくらでも後付けできてしまうのです。ZWIFTに、天使が舞い降りた。それがApple TV+コンパニオンアプリ。ほら、買わない理由、もう無くなっちゃいましたよね?
▼とんでもない大人数が参加するグループライド時も画面は安定(ノートパソコンで「ろんぐらいだぁす!」のグループライドに出たときは、他のライダーのアバターが消えるなどの処理落ちが見られました)
それとApple TVでZWIFTするときの、経験上の注意点は以下です(英語のリソースを当たれないので、経験だけで書いています。無駄なことしてたり間違ってたりするかも)。ご参考まで。
●Apple TVとiPhoneは、同じWi-Fiネットワークに接続しておく。
●近くに置かれた他のBluetooth対応機器(タブレットとか)があれば、Bluetoothを切っておく(トレーナーやセンサーがそっちとペアリングしないよう念のため)。
●Apple TVのZWIFTを起動してログインしたら、iPhoneのZWIFTコンパニオンアプリを起動して同期するのを待つ。
▼同期前
▼同期後
●Apple TVのZWIFTのデバイス選択画面で各デバイスにカーソルを合わせ、接続中のデバイスが表示されたらApple TVリモコンのtouchサーフェスをクリック。
▼ZWIFTコンパニオンアプリ経由で、Apple TVにトレーナーとセンサーを接続完了!
▼ZWIFTコンパニオンアプリがデバイスと接続しているかどうかは、画面右上のBluetoothマークをタップすると確認できます。
価格評価→★★★★★(とんでもない処理性能を持ったメディアストリーミング端末がこの価格!?)
評 価→★★★★★(ZWIFT端末の有力な選択肢に!※コンパニオンアプリ込み)