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[Race & Event] Clover Hokkaido 1200


 
baru  2018-11-29 23:51
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[Race & Event] Clover Hokkaido 1200
参加費 ¥52500(期間中のホテル宿泊費込・ツインルーム)

2018年8月に北海道で開催された、ランドヌール札幌主催の1200kmブルベ。日本では初となるクローバー方式が採用されました。略称は「CH1200」。



■参加動機
「クローバー方式」というコース設定が面白そうだったのが第一の参加理由ですが、他の理由は以下です。

 ・毎日、ホテルで寝られるので快適そう&完走しやすそうであること。
 ・帯広周辺は走ったことが無かったこと。
 ・R10000表彰を得るために、RM認定が欲しかったこと。

日本ではブルベと言えばBRMですが、CH1200は「RM」という区分になります。Bが抜けるだけですが、「どこが認定するか」が異なってきます。BRMはAudax Club Parisen(ACP)が認定。RMは、Randonneur Mondiaux(RM)が認定します。また、RMは1200km以上の距離を持つブルベを担当します。BRMは1000km以下です。

「R10000」はACPによる特定の条件を満たした人を表彰する制度なのですが、RM認定が条件の一つになっています。ACPの表彰条件に、一応外部機関であるRMの認定が混ざっているのは不思議な感じではありますが、そういうものです。

私がR10000を取得するのに必要な条件は、RMを1本とSR600を1本。これを完走出来れば、表彰はグッと近づきます。北海道はさすがに遠いですが、中々無いチャンスと思い、夫婦そろってエントリーすることを決めました。

競争率が高く、エントリーは過酷を極めたものの、何とかエントリー成功。「2018年最大の目標」と位置付け、練習と準備を進めました。


■イベント概要
2018年8月開催。発表は2016年9月だったので、予告から2年後の開催でした。

 イベント名: Clover Hokkaido 1200 (CH1200)
 主催クラブ: ランドヌール札幌
 開催日: 2018/08/15 6:00
 距離: 1202km
 獲得標高: 7471m
 スタート: 北海道音更町 ホテルクロスコート
 ゴール: 北海道音更町 ホテルクロスコート
 制限時間: 90時間
 参加費: 45000円~ (ホテル5泊分+夜食を含む)
 参加者数: 国内50名 海外20名(台湾、アメリカ、オーストラリア)



■コース

帯広駅から北に5kmに位置する音更町のホテルを中心に、1日300kmのコースを東西南北に走る1200km。

コースの軌跡が四つ葉のクローバーを描くことから、「クローバー方式」と呼ばれます。毎日、スタート地点であるホテルに戻ってくることが出来るため、荷物などを部屋に置いておける利点があります。海外では開催実績は多いものの、日本では初開催の形式です。

各日ごとのコースは以下。

 1日目(南): 黄金道路・襟裳岬方面
 2日目(西): 富良野・美瑛方面
 3日目(北): 糠平・三国峠方面
 4日目(東): 釧路・阿寒湖方面



■走行レポート
ルートに沿って、ブルベの内容を簡潔に。出走前は「1200㎞にしては難易度が低い」と考えていましたが、実際には天候のため厳しい内容となりました。


(1) スタート前日
スタート前日、14時着の飛行機で帯広空港入り。空港からバスで帯広駅まで移動し、そこからは自走でスタート地点となる「スポーツホテル クロスコート」に向かいました。向かう途中で既にポツポツと降り始め、ホテルに着くと本降りに。翌日からの天気が思いやられました。


ホテルのロビーには本部が設けられ、その中には日本にブルベを持ち込んだ井手マヤさんの姿が。本職の通訳でもあるため、今回は外国からの参加者の英語担当スタッフを担当されるそう。また、台湾からも知人のHanaさんが中国語担当スタッフとして参加。更に、「チコリンパフ」考案者であり、PBP出場の先輩であるチコリンさんの姿も。ベテランがスタッフにいると安心感があります。受付を行い、ブルべカードをスタッフから受領しました。

このホテルは「スポーツホテル」と言うことで、他には中々無い貸出品があります。「靴乾燥機」もその一つ。明日からの雨予報に備えてチェックイン時にお借りしました。そして、あらかじめホテルに向けて送っておいた着替えや補給食も受け取りました。


17時からは参加者が食堂に集まり、ライダーズミーティング。主催者からの注意が読み上げられました。20分ほどで終了。

ミーティング後は、ホテル近くのスーパーで必要物資の買い出し。ホームセンターもあったので、雨に備えて自転車カバーも購入しました(今回、自転車は屋外保管)。

21時には就寝。せっかくスタート地点のそばで寝られるので、ギリギリ粘って8時間寝る想定です。


(2) 1日目 黄金道路・襟裳岬方面(315km)
起床後、外を見ると予報通りの雨でした。とはいえ小降りだったので、そのうち止むと読んで簡易雨天装備。これは結果的に大失敗だったのですが……。

6:10、スタート。最初は帯広の市街地を走り、その後は農道に入って北海道らしい道になりました。が、走り始めて2時間も経たないうちにテムレス(防水グローブ)が水没。何事かと思ったら、カペルミュールのレインジャケットの手首部分に穴が空いており、そこから浸水したのでした。この製品、洗濯表示を見ると「洗濯機不可」とあったんですが、そういえば洗濯機で洗っていました。その時に穴が空いたようです。


PC1の広尾を過ぎると、海沿いの黄金道路へ。トンネル多発と聞いて身構えていましたが、トンネル内の路肩は広く、しかも明るい。更に交通量も少ないので、むしろ雨を避けられて快適と感じたほど。


今回の最南端ポイントである襟裳岬に到着すると、ようやく雨が止みました。名物のウニ丼が気になったけれど、そこまで貯金を作れたわけではないので諦めて進むことに。海沿いを走る浦河町までの区間は時折晴れ間も見えて、この日一番気持ちの良い区間でした。

PC2、浦河町からは進路を変えて北へ。復路に突入です。野塚トンネルまでの登りが始まったところで再びの雨。18kmのヒルクライムを終え、更に20km下っても雨は止むことはなく、「今日はもう止まないな」と腹をくくりました。なお、この区間では、私より30分ほど前を走っていた人が熊と遭遇。この夏は北海道における熊の出没が多かったですが、私もニアミスしていたようです。

結局、そこから雨は止むことはなく、びしょ濡れのままホテルに到着。315km中、270kmほど雨でした。1日目のゴール時刻は20:41。14時間半で315kmなので中々貯金を稼げました。

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ブルベカードにチェックを貰い、その後は濡れた服の洗濯と、シューズの乾燥。借りておいた靴乾燥機が早速役立ちました。

スポーツホテルということで、大浴場には水風呂とサウナを完備。サウナに入っている暇はないので、水風呂で筋肉の炎症を沈めました。

風呂の後は、お待ちかねの夕食。食堂には遅い時間にもかかわらず厨房スタッフの方が詰めてくれており、温かいカレーとサラダを提供してくれました。これはかなり美味しかったです。

22時から2時間ほど、妻が帰ってくるまで仮眠。妻が帰ってきたら即寝られるようにシューズとウェア類を回収して大浴場へと送り出しました。妻が帰ってきたら再び入眠。1日目が終了しました。


(3) 2日目 富良野・美瑛方面(301km)
2日目は3時ちょうどに起床。天気予報をチェックすると今日も雨でした。しかも結構強く降る予報。昨日と同じ轍を踏まないように、モンベルのGORE-TEXレインジャケットを羽織りました。

昨夜のうちに掛けておいた自転車カバーには大量の雨が溜まっていました。カバーを外して、チェーンに注油。結構このカバー+再注油は重要だったようで、やっていなかった人の中には完全にチェーンが錆びてしまった人もいたとか。フロアポンプも借りて空気圧も調整し、2日目がスタートしました。

今日の進路は西。景勝地として有名な美瑛までの往復コースですが、途中に狩勝峠&樹海峠があり、往復ともにそこを通ります。キツイ峠ではないものの、この雨天だと少し心配でした。

3:50、出発。ホテルから20kmほどは妻を引いてペースメイク。狩勝峠の手前で分かれて先行しました。狩勝峠は9kmで420mを登る小さな峠。本州の峠に比べると斜度は緩いものの、なぜか「1合目」「2合目」と律儀な看板が出ているので長く感じました。峠は完全に霧の中で何も見えず。昼間からライトを点灯する羽目に。晴れた日は凄く眺望が良いそうです……。そして、狩勝峠の下りは気温が一桁でした。夏なのに。峠を降りきった所にあったコンビニに飛び込み、カレーヌードルを啜って体温を回復しました。

樹海峠は峠だと分からないほどの坂でした。この辺りからは美瑛を目指すルートになるわけですが、ずっと外国人集団と前後して走っていました。国内BRMだと中々こういった機会は無いので新鮮です。PBPの時と同様、彼らは登りはゆっくりなのに、下りは恐ろしく早かったのが印象的でした。


せっかくの美瑛でしたが、小雨で雲が出ており、これくらいしか眺望はありませんでした。残念……。

PC4に指定された美瑛のセブンイレブンで再度の注油。ずっと雨だと、ウェットタイプのオイルでも150kmしか持たないことを今回学びました。

美瑛のPCを出ると進行方向は南へ。折返しに入るわけですが、この日は南風。思いっきり向かい風の中でした。樹海峠が近づくと後ろから猛スピードで来る外国人集団。そしてその中でもリーダー格に見えた大柄なランドヌールが「トレインに入れよ」とジェスチャーをくれたので、着いていくことに。かなり快適なトレインでしたが、8kmほどで彼らがスピードダウンしたので離脱しました。

復路の狩勝峠は大雨でした。私が通過した3時間後、妻が通過した直後には雨量が制限を越えて通行止めになったそうです。相当寒かったので体温を上げるべく、心拍を160bpm以上に上げて登りました。下りも出来るだけ足を動かして体温を上昇。なお、BBBのウルトラストップ(ブレーキシュー)のおかげで、ブレーキングには全く不安はありませんでした。

低体温寸前でコンビニを発見して、ホットコーヒーとフライドチキンで体温回復。残り42kmを体温を下げないペースで走り抜けました。

19:26、ホテルクロスコートに到着。301kmを15時間半と、結構苦戦。雨で体温を奪われてコンビニで長いこと休憩していたのが効いたようです。

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さて、2日目は妻の1日目の分の洗濯物も加えて洗濯。そして風呂から出たら洗濯物を乾燥機に移し、乾燥中に夕食を食べるルーチンを確立。この日の夕食は麻婆豆腐でした。これも美味い!

一通りの洗濯&乾燥を終えて、時刻は21:20。ここから妻が戻るまで仮眠。ドアを開ける音で目が覚め、1日目と同様にシューズを靴乾燥機へ。eTrexも受け取って電池を交換し、大浴場へと送り出す。妻が戻ってきたら再度の就寝。

これでようやく2日目が終了しました。明日は一番厳しい山岳デーです。


(4) 3日目 糠平・三国峠方面(287km)
2:10、起床。さすがに2日連続でフルの雨天走行を行っただけあって、私も結構な疲労度。長い時間走っている妻は更に疲れている様子が伺えました。

そして、窓の外は今日も雨。……オーケー分かった、もうこれは最後まで雨だな?? この辺りになると肝が座ってきます。どんな雨でもどんとこい。外に出ると気温は12度。平地であるここで12度ということは、今日の最高標高である三国峠(1139m)の気温は一体……。

今回のブルベは毎日朝ホテルを出る際に、ホワイトボードに書かれた名前の横にスタート時間を書き込む運用になっていました。この日も書き込もうとすると、既に半分近くの人がリタイヤしていることが判明。やはり2日連続の雨はかなりの人の心と身体を折ったようです。

2:51、ホテルを出発。今日の進路は北方面。77km地点の三国峠の入口まではダラダラ登りが続くことになります。4日間のうちで一番獲得標高が多いコースプロファイルですが、補給箇所の少なさも一番。100km近くの無補給区間が2回あります。開始30kmほどにあるコンビニで、食料を買えるだけ買い込んでおきました。


77km地点の三国峠入口までで妻のペースメーカーを終えて一人旅に。三国峠は北海道で一番高い峠というだけあり、例外的に斜度が5%を超える箇所も出てきました。峠が近づくと少しずつ雨は上がり、霧も晴れてきました。峠手前の松見大橋からは、大雪山系の風景を望むことが出来て満足。


三国峠に到着。寒いからホットコーヒーでも飲もうと自販機に行ったら、「つめたーい」しかありませんでした。そりゃそうだ、8月だし……。

峠の直後にあるトンネルを抜けると……大雨でした。やはり峠を境に天気は変わるもののようです。大雪湖まで標高を下げ、そこから石北峠までの再度のヒルクライム。三国峠に比べると短くてあっという間に登りきりました。そして、峠にあった気温計を見てびっくり。まさかの8度。なお、この日はコースから10kmも離れていない黒岳で、観測史上最も早い初冠雪を記録していました。……なんて日だ!

石北峠から40kmのダウンヒルを下り、留辺蘂のPCに到着。かき揚げ丼を食べて体温復活。まさか8月半ばに日本国内で低体温になりかけるとは思いませんでした。まさしく試される大地。

降ったり止んだりの天気の中、この日最後の名もなき峠に向かってヒルクライム。標高700mの峠からは、ホテルまでほぼずっと下り。しかし、こう寒いとあまり下りも嬉しくはなかったりもします。体温が下がるので……。トイレも近くなるわけですが、公衆トイレもほとんどない道でした。


峠を下ること20kmほど。徐々に道路が乾き始め、ついに雲が切れました! 実に650km以上ぶりの乾いた路面と晴れた空です。ようやく我慢の時間が終わりました。


しばらく走ると、完全に晴れた空。我々が見たかった北海道はこれですよ! そしてホテルまではえんえんと下り坂。快調に飛ばし、暗くなりきらない19:00に3日目のルートを走り終えたのでした。

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ホテルに着いたらルーチンワーク開始。洗濯→風呂→乾燥→夕食と、さすがに三日目ともなると手際が良くなってきました。


今夜の食事は牛丼。これも美味しい。そして、偶然にも井手マヤさんがいらっしゃったので同席をさせていただきました。何度かゴール受付等で話したことはありましたが、じっくり会話するのはこのときが初めてでした。

諸々の作業を終えたのは21:20。妻の残り距離は約50km。タイムアウトまでの時間はまだ余裕があることを確認して一旦仮眠しました。

0時頃、妻が帰ってきた物音で起床。シューズと洗濯物を受け取り、大浴場へ妻を送り出したらスケジュールを確認。明日、最終日のスタート時間は当初計画だと2:40。この時間に出ようと思ったら2時間しか寝られないわけですが、さすがにそれは厳しい。

次のPCまでの距離は102km。そこの制限時間は9:33。仮に4:00スタートだと、18.4km/h出ていれば間に合う計算となります。コースプロファイルと、信号の無い北海道ならば、なんとか間に合うはずと踏んで、翌朝の起床時刻を1時間遅らせて3:15としました。これで4:00に出発する作戦です。

妻が帰ってきたところで起床時刻を伝え、就寝しました。いよいよ明日は最終日。


(5) 4日目 釧路・阿寒湖方面(298km)
3:15、予定通りに起床。カーテンを開けてみるも、雨の気配は一切なし。降水確率は10%。今日は雨具を着なくても良いんだ!!

……と思って外に出たら気温は8度。結局、この日も防寒具代わりにGORE-TEXのレインジャケットを着ていくことにしたのでした。スタートボードに時刻を書き込もうとすると、71人中35人がリタイヤとの集計が。既に残りは半分。2日目までは耐えられても、3日目の高地での雨がフィニッシュブローとなってしまった人は多かったようです。私達夫婦は「雨天ライド攻略本を書いた手前、そうそうリタイヤは出来ない」という理由もあって何とか踏ん張れたのでした。

3:46、出発。起床から出発まで、たった30分。本当に雨が降ってないと準備が楽ですね。チェーンオイルも差さなくて良いし、レインウェアを着込む必要もありません。ホント楽。

ラスト4日目は東へ。大きな山は無いものの、阿寒湖温泉(標高645m)までの登りがあります。獲得標高は1600mと、4日間で一番平坦なコースプロファイルとなっていました。問題は風向きで、どうも阿寒湖温泉で折り返すまでは向かい風に耐えなければならなそう。少しでも貯金を増やすため、今回は102km地点のPCまで妻の風よけとなることにしました。

帯広の街を抜けると、一面の霧。晴れた日の寒冷地の朝はこうなりやすいそうです。これまで3日間はずっと朝が雨だったので気づかなかったわけですね。


海が近づいてくると霧が晴れ、右手に海、左手に牧場という北海道らしい風景に感動。これまでの辛かった3日間の記憶がどんどん書き換えられていくような感覚を持ちました。また、この海沿いでは、CH1200と同時開催されていたAH2400(北海道一周の2400kmブルベ)の参加者とのすれ違いもあり、非常に燃えました。

9:10、白糠のチェックポイント(1003km地点)に到着! 制限時間23分前、見事に間に合いました。そして、ここでスタートからの走行距離がついに1000kmを突破。妻もついに1000kmオーバーの距離に足を踏み入れてしまいました。

白糠からは進路が北よりになり、阿寒湖へと向かいます。途中で通り抜けた釧路空港周辺の景色は、少し美瑛に似ていました。雨で見られなかった景色を少し取り戻せた感じ。

1043km地点、阿寒湖温泉への登りが本格的に始まるところで妻のペースメイクを終了。残り距離は160km、残り時間は12時間15分。平均速度13.1km/hで走れば完走ということになります。あとはマイペースで最後まで走ってもらうのみ。別れ際に「ちゃんと補給を取るように!」とだけ念を押して、一足先に阿寒湖温泉へのヒルクライムを開始しました。

阿寒湖温泉までの登りは、登りと下りを繰り返して高度を上げていくタイプでした。例えるならば、甲州街道の富士見峠を韮崎側から登るような感じ。この国道240号線(まりも国道)は北海道の道にしては路肩が狭く、珍しく走りにくいと感じた道でした。

13:50、1079km地点のラストPCに到着。これであとはホテルまで時間内に帰るだけ!


今回のラスト峠である足寄(あしょろ)峠を越えると、しばらくは豪快なダウンヒル。が、この辺りの道はなぜか道路に対して横方向に等間隔な段差があり、その度に自転車に衝撃が加わります。サドルに座っていると尻が痛くなるので、立ち上がって衝撃をいなしていたのですが……最終的には衝撃を受け止めていた足裏が痺れてきました。足裏で衝撃を受け止め続けるとこうなるんだなーと、妙に冷静に受け止めていました。


足の裏も尻も痛かったので、下り途中のソフトクリーム屋で休憩。そういえば、コンビニ以外でのはじめてのグルメがこれです。なんと最終日になってようやく……。


峠を下りきってしばらく走ると、池田町の田園地帯にスケールの大きなヒマワリ畑が! 夕暮れに映えて、とても綺麗でした。8月中旬だと本州ではヒマワリのシーズンは終わっていますが、北海道だと満開なんですね。

ラストは爽快に飛ばしてゴール。20:00ちょうどにホテルへと到着しました。1200km、無事完走!


受付でレシートを提出し、スタッフの方に確認をいただきました。結果は問題なし! 無事に認定をもらえることが確定しました。時間は85時間50分。PBPとほぼ同じ完走タイムでした。


ブルベカードに頂いた、スタッフのエイコさん作のスタンプ。これまでの風景が蘇るようです。

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さて、もう明日は走らなくても良いわけですが、洗濯→風呂→乾燥→食事のルーチンは今日も繰り返し。ライトの充電をしなくて良いのが気楽でした。


最終日の夕食は、1日目と同じくカレー。やっぱり美味い! 食後は少し仮眠をしようかとも思ったのですが、妻のゴールを出迎えられないのは嫌だったので起きていることにしました。

そして時刻は23時をまわり、制限時間はあと1時間。妻以外はどうも全員ゴールまたはリタイヤしたようで、妻がラスト走者ということになっていました。一番美味しい役回り。スタッフと他の参加者がホテル入口で今か今かと妻の帰りを待ち受けていました。


そして、23:35、妻がゴール! 完走タイムは89時間25分。


レシートにも問題なく、無事に認定! ついに妻も1200kmフィニッシャーとなりました。つい3年前までは100kmを走るのがやっとだったことを考えると、急成長には驚かされます。

こうして、夫婦揃って今年の大目標であったCH1200を完走することが出来たのでした。


(6) ゴール翌日
8時過ぎまで寝ているつもりでしたが、ここ数日の早起きリズムに体内時計が慣れてしまい、5:30に目が覚めてしまいました。Twitterを眺めて二度寝。


寝起きに買ったまま飲んでいなかったザバスミルクのココア味を飲んでみました。普段「美味しくないな~」と思ってるこのココア味なのですが……なぜかこの時は妙に美味しく感じました。どうやら身体がタンパク質を求めすぎて味覚まで改ざんをしていたようです。怖い。


この日は、「Joint Party」の日。CH1200とAH2400の参加者による交流パーティーです。帯広市内のホテルで行われました。


11時、パーティー開始! 料理は運ばれてくると一瞬で参加者の胃袋に消えていきました。ブルベ翌日のランドヌールの食欲、恐るべし。

そして、このパーティーのもう一つの魅力は国際交流。アメリカやオーストラリアのブルベ団体の代表クラスの方が参加していたため、「自分の国のブルベに出て欲しい」というプレゼンがあちらこちらで行われていました。私もアメリカのブルベは一度出てみたいですね。妻は、アメリカからの参加者とジャージの交換を行っていました。これも外国人枠のあるRMの醍醐味ですね。


私もアメリカから参加していたEricとジャージの交換を行いました。

パーティーの2時間はあっという間に過ぎ、集合写真を撮って解散!! これにて、正式にクローバー1200は終了しました。



■結果
無事に認定完走となりました。走行データは以下(eTrex30調べ)。

 ルート: https://yahoo.jp/iWR7Jy
 通算距離: 1202km
 走行時間: 85時間50分 (ネット: 62時間33分)
 平均時速: 14.0km/h (ネット: 19.2km/h)
 平均心拍: 120bpm
 獲得標高: 9483m
 


■記念ジャージ
日本国内に限らず、1200km以上のブルベ(RM)では記念ジャージが作られます。今回は同時開催のAH2400とCH1200の合同ジャージという形で作成されました。


ジャージはこちら。何度も夜を越すオーバーナイトのブルべということで、朝焼けをモチーフにしたジャージです。「視認性が重要なブルベ用なのに黒いジャージ?」と最初は思いましたが、前傾姿勢になるとポケットの白とピンク部分しか見えないんですよね。それより上は反射ベストを着ていますし。よく考えられたデザインです。

実は走る前は「もしリタイヤしたら見るたびに辛くなりそうだから」ということで購入していなかったのですが、完走後に再販されるということで購入しました。良い記念になります。

詳細なデザインの説明は以下に書かれています。

 CH1200・AH2400記念ジャージデザインについて
 https://sites.google.com/site/randonneurssapporo/home/o-zhirase-1/ch1200ah2400jinianjajidezainnitsuite
 
 
 
■完走メダル
RMの完走メダルは距離に関係なく共通です。


通常のBRMのメダルより一回り大きい、そしてずっしりと重いメダルです。



■まとめ

2018年の最大の目標であったCH1200。夫婦揃って認定完走という最高の結果となりました。

1200km中の800kmが雨という過酷な天候に見舞われましたが、ラスト1日半は晴れ。終わりよければ全て良しとでも言いますか、うまい具合に「良い思い出」のままゴールできたのは良かったです。後から調べてみると、今回のコースは風光明媚な北海道の名所を多数巡っており、晴れていれば最高の観光コースであったことが分かりました。きっと、ルートを引いたスタッフの方々的には無念だったと思います。

しかしこのクローバー方式は良いですね。ベッドでゆっくり寝られるのはもちろんのこと、毎日本部でスタッフの方や他の参加者との交流の時間が持てるのが良かったです。反面、リタイヤの誘惑がものすごく多い方式とも言えますが。

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発表から開催まで2年を要したこのブルベ。4日間貸し切り状態で使うことになるホテル、スタッフの方の予定、ルートの試走などは相当大変だったことが推察されます。そうそう頻繁には開催することは出来ないと思いますが、また開催されれば再度エントリーしたいと思っております。その時は晴れの北海道を走りたいですね。

最後に、このブルベを開催してくださったランドヌール札幌スタッフの皆様、毎日我々を暖かく迎えてくれた「スポーツホテルクロスコート」のスタッフの皆様にお礼申し上げます。素晴らしい夏の思い出をありがとうございました。



価格評価→★★★☆☆(安くはなかったが、リーズナブル)
評   価→★★★★★(初のRM、楽しかった)
<オプション>
年   式→2018
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