購入価格 ¥7800
軽量ウインドブレーカです。昨シーズンから使用中。
サイズはXLを選択しました。50グラムの軽量を謳っていますが、実測は60グラム近くあります。Mサイズが50グラムなのかも?
XLサイズは180センチ65キロの私にはちょうど良い選択と思われます。丈はピッタリ、十分長い袖(コレ重要)、首の後ろ下部と脇下付近の適度なベンチレーション。やたらと薄く滑らかでフニャフニャの生地のおかげで軽量過ぎる故、ジャージの背中のポケットにたたんで収納していることを忘れてしまいそうなほど。そして、微妙な立体縫製が腕部に施されています。これはロードハンドルを握った状態を想定しているのでしょうか。
というわけで、こりゃなかなかイイわい!
と言いたいところですが・・・
とにかくバタつきます。向かい風を思いっきり受けると、モーレツに騒々しい。それ以外は何も不満がないので、惜しいですねぇ。
実は、脇の下あたりに少々、余裕があります。風を受けると肩口上部には浮力がかかりますが、すると脇下の余裕が災いして肩口の生地が持ち上がってしまい、その結果、バタバタするということのようです。なめらかすぎる生地も災いしているのでしょうか。
まあ、こういう伸縮性に乏しい素材でできたものが、体重が65kgの私にピッタリだったら、75kgの人(学生時代の自分)が着ると窮屈になってしまうわけで。単に、そこまで追い込んだ造りにはしていないし、そもそも量産品でそんな造り方は出来ないということなんですよね。多分、学生時代の自分が着たら、あまりバタつかないのではないか?と想像します。
*─・‥…─*─・‥…─*─・‥…─*
というわけで、直しました。
スミマセン、これは直したあとの画像です。脇下付近が何だかほっそりしているのがわかるんじゃないでしょうか??薄い黄色い線を入れましたが、これが大凡、直す前のライン。待ち針で仮止めして自転車に跨って、仮止めを修正して・・・。脇下界隈をどの程度そぎ落とせばよいか、慎重に決めて、ミシンで縫い直すだけ。とにかく、ふにゃふにゃなナイロン生地なので、極低速で縫います。上下糸のテンションがいい加減なミシンを使うと酷い目に合うことでしょう。
で、結果は・・・
「絶大なる効果!」
バタつきが随分、収まりました。へぇ~、意外とうまくいくもんだなぁ。今までバタバタ音でうるさくてたまらなかったのですが、平穏な時間が訪れました。ついでに着心地も向上し、出来過ぎの結末。
既成衣類には適度に直しを入れる、というのがよろしいようで。
価格評価→★★★★☆
評 価→★★★★★(直す前は3★)
年 式→2017