購入価格 €942.24(送料等込み)
「加速が楽しいレーゼロのディスクブレーキ版」
【購入理由】
「Thomson Eliteを逆セットバックで使うと突き上げがケツに響く…でも15Cのホイールに28mmタイヤはなぁ」
とか言ってたら生えてきました。怖いですね、海外通販…
さくらであい館の自販機横でアイス食べてると、周りの方々が8割方レーゼロなので使ってみたかったってのもあります。
なおAFS(センターロック)頼んだら6ボルト送ってきました。おのれBike24…
【製品について】
皆さんお馴染み、剛性の権化レーシングゼロのディスクブレーキ版です。
兄弟?モデルのShamal Ultra DBとは異なり、Ksyrium Pro UST Discと同じ19Cワイドリムになっています。
前後30mmハイト化とワイドリム化と前輪2:1化で重量が実測1619gと大変な事に。ヒルクラ派の方はレーゼロカーボンDB(公称1450g €1,990)の方がよろしいかと。
この価格帯のホイールながらシールなので非常に安っぽいのはご愛敬。タイヤレバーが直撃するとめくれて悲しい事になるので注意。
レーゼロと違って矢印部分はメタリックじゃないので光りません。
日本国内の情報サイトではタイヤ幅が28~50mmになってますが、Fulcrum公式サイトは23~50mmに修正されました。
修正されたのが2018/9辺りなので、取説も28~50mmのままです。どっちやねん。
※以下余談※
レーゼロDBは2017年にFulcrum公式にページが追加、後に削除されたという謎の経歴があったりします。
取説も2017/2初版だったり、シャマルDBも発表から発売まで1年以上かかったり何か問題でもあったんですかね?
あと2018年モデルのスペアパーツカタログに載っていません。SPEED 55/40T DBも載ってませんが。
※余談ここまで※
使用感について…まだ走行距離70km程度なのでよくわかってませんが。比較対象はDT Swiss RC38 SPLINE C db(38mmカーボンクリンチャー)。
両方ともタイヤは前GP4000S2 後Gravelkingですが幅が異なります(RC38C:F23/R26 レーゼロDB:F25/R28)
なんというかクルクル回らない。RC38Cよりギア2枚重い感覚。
RC38Cはある程度ケイデンス上げるとトルクが抜ける感覚があったのですが、レーゼロDBにはそれがありません。
回せないなら踏めばええやん、と無理に踏み込んでみると加速が楽しい。ゼロ発進で50x15辺りを踏んだ感触が気持ちいい。
(ド貧脚の私的にゼロ発進50x15は十分重いのです…)
ただ硬いってのは全く判りませんでした。FC-5800とRotor 3D24の違いも全く判らなかったので脚力が足りないのでしょう。
乗り心地はエアボリュームの暴力が効いているので非常に良い。特にリアの28mmは素晴らしい。
風に関してはRC38Cより弱い感じがしました。きしめんスポークの影響か低速だと露骨に流される…
でもきしめんスポークはやっぱり見た目がいいよね!
…タイヤが太くなって世間一般のロードバイク像から更に逸脱した気がする。
【まとめ】
更に重くなったレーシングゼロ。踏み込むと加速がたのしい。
価格評価→★★★☆☆(リムブレーキ版の1.5倍くらい?)
評 価→★★★★☆(重い以外文句無し)
<オプション>
年 式→2018
カタログ重量→1590g(実測重量 F751.5g/R867.5g)