購入価格 ¥2,980-
NEXUSグレードのハブダイナモです。
ここにNEXUS載せるのもどうかと思ったのですが、こいつにはこいつの良さがあるので、スポーツダイナモ以外のハブダイナモ選択肢という意味で書きます。
スペックはOLD100mm 6V 0.9W、オプションでナット止めorQRで、穴数32or36、シルバーorブラックとなっています(ディスク仕様も出して欲しいところ) 今回はQR 32Hのシルバーです。
一応QRなので普通にタイヤ交換など可能で、配線だけ気にすればロードハブと大差ないです。
今回これを選んだ理由が、0.9Wと言う仕様。 この低出力のおかげで2.4Wや3.0Wのスポーツダイナモよりも非常に転がりが軽いです(DH-T785でライトオフよりこちらの点灯状態の方が軽いくらいの印象) しかし、最新の高効率LED前提のスペックなのでこの出力でも実用性があります。
T785であるグリグリ感も殆ど無くハンドルがブルブルする感じが無いのがグッド。
出力が小さい分少し軽く少し小さいです(PCD70mm)
端子はJ2-A端子というタイプで、E2の少し大きくなったような2接点端子です。 カプラはLP-C2シリーズライトに付属の他、スモールパーツで200円程度です。
ホイールのセットアップはMavic OpenSportリムにCNの14Gで2cross編み(余りスポーク利用の都合)、ライトはLP-C2207のセンターダボタイプを削ってキャリパー穴に同居させました。
速度は4km/h位で点灯し始め、10km/h越えたくらいでフルになります。 10km/h出ていないと点滅した感じになります。
ライト配光は弱い周辺光+少し広いスポット構成で、明るさは200ルーメン弱の印象です。
到達距離は路面状況がわかるのが8m位、歩行者等立体物は12m位(白等なら15m位)、反射機材などは40~50mでわかるかな位。 2.4WダイナモでMLI-1AL等のスポット系ライトに比べるとスポットが弱く、しかし安いLED電池式ライトよりは明るいくらいの微妙なライン。
少し暗い道では30km/h出さなければいけるので、のんびり街乗りロードには問題無いかとおもいます。
HILMOと言う名前通り昼も消えません(オートライトでは無く常時オンライトです) しかし負荷が軽いので気になりません。 日中少しでも軽くしたい場合はケーブルを加工して中間に防水スイッチを挟むと良いかと思います。
ライト&バッテリーを気にせず乗れる、ちょっとコンビニに行きたいときとかにいちいち高いライトを脱着しないで良いと言うのは街乗りには非常にありがたいです。 出先でバッテリー切れて走れないとか、予備ライト持ち歩きから解放。
ツーリング車等充電に困るけど負荷が気になるというバイクにはスポーツダイナモより良いです。
唯一の難点は付属のQRがトレーナー用みたいなスタイルで頑丈だけどヘビーでやや不格好な程度ですが、適当なの買えば問題無いですね。
価格評価→★★★★★
評 価→★★★★★