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私の自転車洗車方法


 
ReClimber  2018-9-5 22:37
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私の自転車洗車方法
購入価格  1回あたり¥10〜100(ウェスと各洗浄剤、オイルなど消耗品)

 洗車方法は悩ましい。
 ロードバイク通勤をしている身としては、できれば週1回は洗車をしたいと思ってはいるものの、平日ロード乗り、休日ロード乗りもしくは家族サービスなどと時間と体力の余力が無いところが辛い。
 特に雨天ライドの後などは愛車が見るも無残な姿となってしまう。手をかけてあげたいが雨天ライド後は、自分自身とウェアの洗浄をしてから愛車へは注油をするのが精一杯となってしまう。仮に平日晴れが続いたとしても、一日35kmほど乗って下手をすれば1ヶ月弱洗車をする機会を得られないまま過ぎてしまうこともある。そうすると約500km以上は洗車無しで過ごしてしまうことも・・・。チェーンなど駆動系からBB周り、ダウンチューブからチェーンステイまで汚れまみれ。

 そんなこんなで、休日のスキマ時間を使って洗車をして、できる限り短時間である程度キレイな状態を維持したいと思いながら時々洗車をしている。
 また洗車方法を色々と試して行くうちに、自分的に意味が無いと思われる方法もあったり、誤用と思いつつ試してみるとやっぱり誤用だったなぁ、などという経験を積んでいるような気がする。でも、未だ正解は見つからず。

 色々洗車方法の遍歴はあるものの、今現在、私がしている洗車方法を書いて見ようと思う。これは決して正しいものとも思わないし、かなり人それぞれ個性が出るところ。どこにこだわるのか・手を抜けれるのか、どこまでこだわるのか・手を抜けるのか、により所要時間や方法もさまざまだと思う。また日頃の自転車の乗り方使い方によっても、必要・不必要な箇所はかなり変わる可能性がある。

 ちなみに自分自身の性格としては、全体的にはかなり大雑把だけれど、変なところにこだわってしまい裏目にでることもある。やっているうちに思うことは、ある程度妥協は必要だなぁ、と。


前置きはこれぐらいにして・・・


 私は屋外洗車の水洗い派です。スタンドはしっかりとしたものを選びました。屋外では風の影響が強い日もあり、不安定な物はストレスとなるからです。

Park Tool Team Race Stand PRS-20を使用しています。
https://cbnanashi.net/cycle/modules/newbb/viewtopic.php?topic_id=14049&forum=94&post_id=24353#forumpost24353



作業内容
 工具やケミカルなどの準備をする
 駆動系の汚れを落とす
 フレーム・制動系・変速系の汚れを落とす
 タイヤ・ホイールの汚れを落とす
 水分の拭き上げ・乾燥
 各部細かい部分の汚れチェックと洗浄拭き取り
 フレームコーティング
 駆動系・制動系・変速系への注油
 後片付け
が通常洗車の一連の流れです。これらで早くて1時間、細部にこだわれば2時間以上の所要時間。

これらに加えて、プラスアルファで
 リヤハブメンテナンス
 シートポストやヘッド内部の洗浄・油脂入れ替え
 ワイヤー類入れ替え作業
 ブレーキシュー交換
などなどを同時に行うこともあります。できればこれらプラスアルファの工程も洗車前後に実施したほうが、汚れの拡散やこびりつきを防ぐことができるので望ましいです。理想通りにはできないことが多いのですが。





手順1.フレーム水掛け
 スタンドに自転車をセットする。前後輪を外した状態でスタート。
 後輪にはチェーンキーパーをセット。
 水の掛け方について、色々とありますが、今はホースで直接掛けています。少し前まではできる限り水を各パーツにかけないように、刷毛を使いフレームの上から下まで撫でるように水を使って汚れを落としていました。
 狙いはフレームやブレーキなどに付着した大きな目立つ土や泥、木の葉などの汚れを洗い流すこと。 これを怠ると、洗浄の工程でこれらのゴミでフレームに傷が増えます。
 次の手順2.の前にこれをするのは、何故でしょう。どちらが先でも良い気がしますが、キャリパーブレーキやシートチューブに付着した汚れを先に落としておいたほうが、チェーンに汚れが再付着せずに済みますね。
 汚れが少ない場合には、必要性は低くなります。またこれの作業をする場合には、後で必ず細部に注油をします。





全体に水をかけて、チェーンクリーナーを取り付けた の図



手順2.チェーン洗浄
 チェーンステー保護のために、BBBのフレームプロテクター チェーンステーガードを装着したまま行います。
 前の変速はアウターにセットします。BB付近からチェーンラインをできるだけ遠ざけます。これは正しいのか。チェーン洗浄機を使用する際に、チェーンのテンションを上げておいたほうが使いやすい気がします。
 ここ半年は洗浄剤に灯油を使用し、チェーン洗浄機いわゆるガラガラでチェーンの掃除をしています。
シマノのチェーン例えばCN-HG701-11 のマニュアルには中性洗剤を使用するように書かれています。以前までは中性洗剤+チェーンブラシを使用して洗浄をしていました。しかしこの方法では、チェーンリンクの内側の汚れが落ちていないようです。これも、使用するチェーンオイルの種類によって変わると思います。粘度の柔らかくない、いわゆる耐久性を謳っているチェーンオイルや、黒い汚れがつきやすい種類のチェーンオイルを使用すると、粘土のような汚れが堆積しやすく、一度堆積してしまうとこのタイプの汚れには中性洗剤は無力と言えます。汚れが堆積した状態から灯油洗浄をすると、チェーンの抵抗が一気に減少し、ペダリングや変速が軽くなるのが明らかにわかります。またこの堆積から逃れるには、毎日乗った後に洗浄するのが一番です。
 とある動画で、ディグリーザーを使用して刷毛でチェーン清掃をする映像を見て、灯油で真似てみましたが、リンク内側の汚れは落ちにくい。結局、灯油+ガラガラを使っています。マニュアル?なにそれ美味しいの?状態ですので、これは非推奨。
 ディグリーザーの種類によって、チェーンはOKでスプロケットは駄目だったり、両方OKだったり色々あるようですが、CN-HG701-11 は素材はスチールにSIL-TEC加工、CS-6800の素材はスチールにニッケルメッキ加工と、加工部分が異なっています。シマノを信じるか、各ケミカルメーカーを信じるか、個人ブログを信じるか、自分を信じるか。
 毎日乗るたびに洗浄する場合は、案外KURE5-56で洗浄した後、安価なさらさら機械オイル注油の組み合わせが良かったりします。
 あまりこの部分を深く考えるとケミカルの沼に嵌りそうなので、答えだけ知りたいですね。




手順3.チェーン以外の脱脂、洗浄


コップに入っている灯油を刷毛でチェーンリングにぬりぬりしている の図



 刷毛に浸した灯油でチェーンリングに付いた汚れを浮かします。
 その他、前後のディレーラー、後輪のスプロケット。
 前後のディレーラーはフレームにつけたまま、特にスプリングや各摺動部に必要性に応じて刷毛で灯油の浸透を促します。




カセットスプロケットを海苔の缶に入れて灯油に漬ける の図



 カセットスプロケットについては、ほとんどの場合ホイールから外して灯油にしばらく浸け置きをしてます。ホイールにつけたままウェスなどで隙間から汚れを落とす事もできるのですが、気になる点が一つ。マビックフリーボディはスチール製で、フリーボディ外側のスプロケットと接触している部分が錆びやすいようなので、防錆をする必要性を感じます。習慣的にスプロケットを外す意義がここにあるように思います。
またカセットスプロケット自体も歯先や裏側などが軽く錆びている場合もあります。




マビックのフリーボディはスチール製で、頑丈だがコートが削れると錆びやすい の図



 
手順4.フレームなどの洗浄


中性洗剤と水のコラボ泡でフレームを洗浄するぞ の図



 中性洗剤をバケツに入れてから水を入れてアワアワにします。
洗剤はAZ AtoZクリーナー プロ 濃縮タイプ
https://cbnanashi.net/cycle/modules/newbb/viewtopic.php?topic_id=12050&forum=83
を使っています。




スポンジでワシワシとキャリパーブレーキを洗う の図



 使う道具はスポンジ。洗車用の安いものを使っています。写真のスポンジは汚れが目立ってきているのでそろそろ交換時期。




以前はこのような刷毛でフレームのゴミを流していた の図



 以前は刷毛を使っていました。洗車傷を作りたくなかったからです。しかし、フレームの傷を見ると、洗車傷どころか、走行中の飛び石や木や石や岩にヒットした際にできている傷の方が明らかに多いのです。駐輪中にできたと思われる傷も多い。そんな中洗車傷をそれほど気にしても作業効率が下がるばかりだと、方法を変えました。フレームがキレイで自転車の使用用途によっては、刷毛洗車を今後するかも。
 
 洗浄の手順は、上から下へ順番に。
①サドル→トップチューブ→シートチューブ→ダウンチューブ→フロントディレーラー
②ハンドル周り(STI内部やバーテープにはあまり水かけたくないのでブレーキレバーぐらい)→ヘッドチューブ→フロントキャリパーブレーキ→フォーク
③リヤキャリパーブレーキ→シートステー→リヤディレーラー→チェーンステー
という具合に、パートに分けて進めます。




BB付近はウェスに中性洗剤を薄めた水で拭く の図




灯油でフレームを拭くと、汚れが落ちなくなるぞ、見よこの黒ずんだチェーンステー(奥側)を!
ここには以前までキャットアイのサイコンのセンサーを着けていたのだが、灯油を使った後は汚れが一切落ちなくなったぞ の図



 全体的な洗浄ができれば、BB周りやリヤエンド付近の洗浄をします。今は中性洗剤を用いてウェスで拭き取りをしています。あまりこすりすぎると傷になりますが、粘度のある油汚れはなかなか落ちません。落ちない汚れを灯油で落とすととても落としやすいため一時的には良いけれど、後に後悔することになります。細かい傷の部分のクリア層が溶けて、そこに汚れが沈着しやすくなります。また明らかに塗装の強度が下がります。灯油をフレームに触れさせては駄目です。(当たり前w)
でもKURE 5-56
https://cbnanashi.net/cycle/modules/newbb/viewtopic.php?topic_id=8146&forum=83&start=2
は塗装への案外侵食性は少ないんですよ。(GIANTのDEFYとCANNONDALEのCAAD12でお試し済み。)そして油汚れがとても落ちやすい。試してみても良いかも(悪魔の囁き)。そんなことしてるから自転車ボロボロになるんだw
 
 ホイールについても、タイヤ、ブレーキ面、ハブ(毛を置くところ)、スポークを洗剤水洗いをします。ホイールは簡単ですね。




洗剤を水で洗い流す の図



 だいたい全体的に終われば、水で洗剤を流します。ホイールも同様に。
 やはり上から下へ。
 その際に、駆動系にも水をかけます。水溶性と少しの油性の汚れを落とすためです。




タオルで拭き上げ、の図
 その後はタオルなどで拭き上げをします。拭き上げをしながら、気になる部分を発見すると、キレイにしていきます。




シューの溝にたまったシューカスを、適当なブラシの毛で除去する の図



 今回はリヤブレーキのブレーキシューの溝が埋まってしまっていたため、溝掃除をしました。




手順5.フレームコーティング


アクアシャインコートでコーティング の図



 フレームに傷が増えてしまってなんだかボロ臭くなってしまっても、輝くフレームはキレイだなぁと思うものです。

AZ ガラス系コーティング剤 アクアシャインコート
https://cbnanashi.net/cycle/modules/newbb/viewtopic.php?topic_id=12600&forum=83
を使用しています。




キャリパーブレーキを磨きついでに汚れを落とす の図



 キャリパーブレーキと前後ディレーラーもこれを使い磨きます。磨きついでに細かい汚れをウェスで落とします。




手順6.駆動系の拭き上げと汚れ落とし


チェーンに残留している灯油を拭き上げる の図





灯油を少量付けたウェスで、チェーンリングをキレイに拭き上げる の図





フロントディレーラとチェーンリングを裏から見る。これぐらいキレイになると自己満足 の図




 チェーンに残っている灯油を入念に拭き上げます。
 そしてチェーンリングや前後ディレーラーの土油汚れを、ウェスに少量灯油をつけてキレイにしていきます。




手順7.各部に注油


水置換性のあるオイルを摺動部に注油する の図


 水を大量に使っているので、各摺動部に注油します。ブレーキやディレーラーの細かい部分に注します。
AZ 極圧・水置換スプレー
https://cbnanashi.net/cycle/modules/newbb/viewtopic.php?topic_id=12335&forum=83&start=5
を使っています。




リヤディレーラーの両プーリーには、少し粘度の高いオイルを注油する の図



 RD-5800リヤディレーラーのガイドプーリーとテンションプーリーにも注油します。シマノのDURA-ACEやULTEGRAグレードのプーリーはボールベアリングが使用されているようですが、105グレードはボールベアリングではなく、ブッシュタイプのベアリングです。注油を怠るとキコキコとママチャリよろしく異音が発生します。ブッシュベアリングにはAZの水置換スプレーオイルのようなさらさらのオイルでは、保持が弱いようです。なのでここには
AZ BLC-004 自転車用 チェーンルブ ロードレースSP
https://cbnanashi.net/cycle/modules/newbb/viewtopic.php?topic_id=11107&forum=83

のような、粘性の高いオイルが良いようです。雨天ライド後でも異音が発生しにくい。水を使った洗車後には必ず注油が必要です。一説にはシリコンオイルも有効だとか。今度試してみよう。




チェーンにオイル注油 の図




オイル注油後、なじませた後余分な油は拭き上げる の図



次に肝心のチェーンオイルも注します。今回はAZのエーゼットオイルを。
オイルを注した後、ペダルを数回転させてからしばらく放置し、なじませた後余分なオイルを拭き取ります。




スプロケットを外したついでに、マビックのフリーボディ洗浄と注油をする の図



今回は
Mavic KSYRIUM PRO EXALITH SL https://cbnanashi.net/cycle/modules/newbb/viewtopic.php?topic_id=15128&forum=30&post_id=27298#forumpost27298

のフリーボディメンテンナンスの時期に来たため、スプロケットを外したついでにフリー内部の洗浄と注油も実施しました。写真では屋外なのですが、この作業は屋外では駄目ですね。この小さいバネがこの写真撮影後に瞬間移動をしてしまい、そのまま行方不明にwこの作業をする場合は、屋内で!w
 この作業をするということはバネが飛んでいくことを予め想定しないといけない。今回は、他ホイールからバネだけを移植したので、今の所は問題ありません。




手順8.カセットスプロケット取り付け


キレイになったCS-6800を取り付ける の図



 灯油に漬けておいたCS-6800を灯油から引き上げて、ウェスで一枚一枚拭き上げます。
 汚れがひどい場合にはブラシでこする必要がありますが、ほとんどその必要は無くウェスの拭き上げで十分です。
 拭き上げた歯から1セットずつフリーボディに載せていき、最後にスプロケ外しで締めます。




手順9.フレームにホイール取り付け


洗車終了!



 チェーンキーパーを外し、メンテナンススタンドからフレームを外して、ホイールを着けます。
 後は、キャリパーブレーキのクイックレリーズレバーを戻します。
 前後の変速調整の確認を行い、ブレーキの効きを確認できれば、終了です。



終わりに
 こうして自分の作業を手順を確認して書いていくと、自分の作業内容の再確認ができ、修正が必要な箇所を見つけることができました。まだ見直しが必要な箇所が多そうです。また今後の変化もあるでしょうし、備忘録にちょうどいい機会となりました。ディグリーザー沼に入るか、手前で灯油で留まるかは、悩みどころです。ちなみに、灯油メンテをしてみたくて、灯油ストーブを購入した、というのは妻には秘密なのです。
 手順4−6までが一番所要時間がかかります。細かい部分をキレイにしだすと、無限に時間がかかってしまう割に、すぐに汚れてしまい凹む、ということを繰り返しているので、少しずつルーティン化は成されているのですが、まだまだ効率が悪いです。今年、刷毛洗車を卒業できたのは、一歩進歩です。また新しいフレームになったりすると、少し手順が変わりそうですが、あまりこだわっても結果にそれほど反映されないので、ほどほどに・・・が肝心ですね。フレームカラーを汚れが目立たないものにするというのも良いと思います。
 あと意外だったのが、雨天ライドと水洗洗車を繰り返しているにもかかわらず、BBベアリングの錆は一切見られなかった、ということです。(一度ベアリングを念の為交換済みです)。このあたりはBBやフレームの種類などにもよる気がします。ヘッド内のベアリング類も問題なしです。
 フレームがそんなに土汚れなどがなければ、フクピカやホームセンターで売っている拭き掃除用シートで簡単に拭き上げてしまう事も有りです。
 また頭にも書いている通りこれが正しいやり方だっ!なんて全然思っていません。やり方は右往左往しながら身につけた自己流、自分自身のライフスタイルにあった方法、ということです。
 できれば、他の皆さんのやり方も教えて頂きたいな、と思っています。
 こんな長いものを最後まで読んでいただき、ありがとうございます。



価格評価→★★★★★(洗車と注油だけなら1回100円以下)
評   価→★★★☆☆(自己評価は75点。だいぶ時短できるようになった。)
<オプション>
年   式→ 2011年から、色々変化した末の方法。また今後も変わる。
 
kazane  2018-10-12 0:04
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私の自転車洗車方法
購入価格 ¥1~100円/回ぐらい?


ReClimber様に触発されてw

私は汚れの種類とその時求められる洗浄度によって方法を使い分けます。
まず汚れの種類は
=========
 A.水溶性
 B.油溶性
 C.固形物
=========
に分別。

洗浄のレベルは、
===========================
 ① サッと流すレベル
 ② 洗剤洗い
 ③ パーツクリーナでサッと洗浄
 ④ パーツクリーナ&灯油でしっかり洗浄
===========================
です。
では洗浄方法別に解説していきます。



【①サッと流すレベル】
ローラー台を回した後や、そこら辺を走った後にちょっと汚れたなーと思ったら、散水用シャワーを使用して雨に降られるようなイメージで水をかけ、泥などが付いていたらサッと手で拭うという程度の内容。使用するのは水のみ。
攻撃対象は
===========================
 A.水溶性(汗由来の塩化ナトリウムなど)
 C.固形物(砂とかホコリ)
===========================
で、これらをサクッと除去出来たら十分です。

油分はむしろ油膜として残っていてほしいので駆動系への高水圧洗浄といった物理攻撃はしません。特に、ハブ、BB、ヘッド回り、フレームのワイヤ類の穴、、ホイールのリム穴といった箇所に高水圧をかけるなど論外。シールを押しのけて入った水がそのままシール内に半永久的に封入され、グリスと練り合わされて乳化するといった面倒なトラブルに直結するためです。
水をかけた後はギヤをアウターローに入れてチェーンにテンションをかけ、自転車を手で地面から3~5[cm]程浮かせて10回程落とすという方法で水滴を落としてから自然乾燥させて終わり。
チェーン等に水はかかりますが、油膜が切れる程ではないので注油すらしません。水置換性の油を使ってるので錆などの問題は殆どなく、4~5回洗っても浮き錆はありません。それ以上使ってると流石にオイルが切れてくるのでその時は洗浄/注油します。(やり方は③参照。)
使用しているオイルはこちらです。
AZ 極圧・水置換スプレー 420ml 浸透防錆潤滑
https://cbnanashi.net/cycle/modules/newbb/viewtopic.php?topic_id=12335&forum=83

また、非接触のダストシールでも付近に薄い油膜があればある程度水を弾いて侵入を防いでくれるので、撥水性の良さを謳っているグリスを気になる部分に薄く塗っておくのも一つの手だと思います。
※例えば、GOKISOハブの白いダストシールとそこに塗る専用グリスはこの原理で水を防いでいます。



【②洗剤洗い】
①のサッと洗いをやってから洗剤で洗うという方法。
先に書いとくと、クルマの洗車と基本的なやり方は同じです。
攻撃対象は
=========
 A.水溶性
 C.固形物
=========
のうち、①のサッと洗いでは落ちなかったものです。

洗剤は皿洗いでお馴染みのジョイ君と市販カーシャンプーの混合物を水で希釈したもので、道具は使い慣れた洗車用スポンジ。クルマと同じノリで同じように洗って同じように流します。洗った後は市販の車用フッ素系ガラスコーティング剤を施工して終了。自分の車も全く同じ方法で洗っているというか、車の洗車ついでに同じ道具と同じ洗剤で同じように自転車が洗われるという表現が正しい。(笑)
ウチのクロモリフレームの塗装は、とある車の板金屋さんがフェラーリ社の紅い塗料を吹いたものだから洗車も車用の方法でおkじゃね?
という短絡的思考で行ってますが、当然何のトラブルもない。
洗剤のすすぎは①のサッと洗いと同じ方法です。

要点は、いきなり洗剤&スポンジで洗わないことと、研磨剤入りの洗剤は使わない事、あとは中性洗剤を使う事です。
泥や砂や研磨剤をスポンジに巻き込んだ状態で洗うのは塗料をヤスリで削っているのと同じ物理攻撃です。
酸アルカリで洗うのは洗浄ではなく化学的攻撃です。
基本的にやってはいけません。
また、洗剤を使った洗浄でも、駆動系などの油を使用している箇所は洗いませんというかスポンジが油分に触れるのを全力で避けます。希釈された界面活性剤でチェーンの奥まで浸透した油分を完全除去出来るとは微塵も思っていませんし、油が染み込んだ洗車スポンジでフレームをこするのは洗浄ではなく汚染です。油汚れの皿洗いみたいに界面活性剤原液を直接かけて指で練り練りして乳化させれば取れるとは思いますが、機械部品でそれをやってしまうと今度は界面活性剤の除去が面倒なことになります。
もちろん、薄い油膜程度なら水希釈界面活性剤で取れますが、チェーンやスプロケの油汚れ相手では時間と労力と界面活性剤の無駄遣いだと思っているので、最初から手は出しません。別の方法で洗います。

一文でまとめると、普通の台所でやる普通の皿洗いとクルマの洗車の応用技って感じの洗い方です。



【③パーツクリーナでサッと洗浄】
水洗いとは完全に別系統の洗浄。
水性汚れは水洗い、油性汚れは油で洗うのが確実かつ早いのでこちらの方法で洗浄します。
攻撃対象は、
=========
 B.油溶性
 C.固形物
=========
になります。

具体的には、チェーンにパーツクリーナを吹いてウエスで拭取り、パーツクリーナが染み込んだウエスでチェーンリングやスプロケやプーリーを拭きます。
あと、フレームに付いた薄いけど何かねっとりして界面活性剤では取れない油膜もパーツクリーナです。
チェーンをパーツクリーナーで洗浄後は、チェーンを手でねじってジャリジャリ言わないことが確認出来たら注油して終了です。

普段こういったお手軽油系洗浄をちょくちょく行い、たまに汚れがなるべく少ない状態で②洗剤洗いしてコーティングするというイメージです。
洗浄後は普通に注油して終わり。



【④パーツクリーナ&灯油でしっかり洗浄】
灯油は駆動系パーツの徹底洗浄で使用します。
③より徹底的にやりたい場合に実行します。

工程は、
チェーンとスプロケを外して灯油に漬け置きしている間に、ウエスに灯油を染み込ませたものでチェーンリングの刃を1個ずつ拭取り。
RDのプーリーもバラして灯油で洗浄し、パーツクリーナで灯油を除去してからグリスアップして再組立て。
といった作業をしている間に漬け置きが終わるので、ブラシでごしごし洗ってウエスで灯油を拭き取って、パーツクリーナをかけて灯油を除去して洗浄完了。

表面にもチェーン内部にも油分や汚れを残さず徹底攻撃するのが私流。シマノの取説には中性洗剤で...と書いてた覚えはあるが、私は従う気はない。
アレは

 ・チェーン内部に敢えてグリス成分(石鹸基)を少量残し、
 ・そこに注油による油分が加えられることで、
 ・油切れを極力避ける。
 ・グリスに少々汚れが巻き込まれる可能性があるけど油が切れるよりマシだろw

という戦略的な思惑があると私は解釈しています。
チェーンの奥底まで徹底洗浄してもう一度清潔な油を給油出来るのなら、それが機械的にベストなのは疑いようがなく、汚れが混ざった油で潤滑するのは潤滑ではなく研磨というのでは?と思うので。
まぁ、確かに油が切れて焼き付くよりはマシだけどw

なお、灯油によるチェーン洗浄前はチェーンに多めに給油し、そこら辺を走って汚れを油に溶かし浮き上がらせてから洗浄すると楽です。





【補足】
ハブやヘッドパーツなど、機械部品の洗浄作業も基本的に④の方法です。
組立時は、清潔なグリスにホコリを混入させないよう丁寧に注油します。
洗浄作業より組立作業の方がよっぽど気を遣うかもw
汚れた油を注すと洗車(部品洗浄)した意味が無くなるので。

ここまで来ると洗車を通り越してる気もしますが、駆動部のメンテと洗車の本質は同じなので境界線は無いように思います。
=============================================
 ・水性汚れには水と界面活性剤、
 ・油性汚れにはパーツクリーナと灯油。(或いは溶剤やエタノールなど)
 ・洗浄後、必要箇所に適切な注油
=============================================
という至極単純な原理原則に基づいて自転車を洗浄し、適切に注油し、維持運用しているだけですので。



価格評価→★★★★★(大げさなことはやらないので)
評   価→★★★★★(とりあえず現状の方法で満足はしてます)
<オプション>
化学系出身の妻が、灯油洗浄 + 化学的な秘密の洗浄レシピをやると私みたいな素人がやるよりもっと深部まで徹底洗浄されてしまい、私が洗った直後のパッと見奇麗なチェーンから汚れがごっそりと流れ出てくるのである...。(震え声)
私の自転車洗車方法 を購入する : Amazon, 楽天市場



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