価格 なし
網走市内の網走中央公園を起点に、網走湖、能取湖からオホーツク海沿岸を経て、
サロマ湖駐車公園に至るコースで、約70%(約29km)が水辺を走る風光明媚なサイクリングロード。
コースは線形、勾配とも緩やかで快適な走行が楽しめます。
(北海道庁道路課ウェブサイトより)
国道238号オホーツクラインの旅
https://cbnanashi.net/cycle/modules/newbb/viewtopic.php?topic_id=16066&forum=124&post_id=27804#forumpost27804の最終日、⑤佐呂間町から北見市(旧常呂町)、網走市を通過して大空町へ、
女満別空港から羽田へフライト(48km)の行程で、一部区間(約15km)を終点方向から視点方向へ利用しました。

国道からは、このような看板が入り口の目印。これは常呂市街地手前の入り口を示す看板。

常呂町交通ターミナル前を通過する
常呂の市街地付近では一般道と錯綜しており、あまり利用価値はないように思いました。
非常にわかりにくい。
・・・と思ったら、その部分だけどうやら未整備区間が残っていたようです。
参考:
http://www.pref.hokkaido.lg.jp/kn/ddr/cycling/abasiri-cycling.htm この自転車道は国道238号と並走しながら、交差箇所の要所要所に駐車・駐輪場(多くはトイレ併設)
があり、蛇口から水をくむ程度の補給には困らない点でも安心して走れます。自販機はなかった気がします。
私の走った常呂町〜網走市郊外の区間では、コンビニは常呂市街にセイコーマートとセブンイレブンが1軒ずつ、
卯原内にセイコーマート。北海道においては平均的な間隔ですが注意が必要です。

ちょっと細いが舗装の状態は素晴らしい。
ヒグマやエゾシカと鉢合わせしたら・・・その時はその時で・・・?

国道をアンダーパスで通過する場所も

広々とした能取湖畔の風景を独り占め。
ほかにも白樺の林の中を走り抜ける区間あり、畑の中を伸びる広々とした区間あり、
わりとバリエーション豊かな風景で飽きることがありません。
交通ターミナル前を通過したり、国道と所々で交差しつつ並走していたり、線形や傾斜が緩やかであったり、
なぜこんなサイクリングロードができているのかという理由は走っているとわかってきます。

駅のホーム跡
廃線になった旧国鉄湧網線の跡地を整備してサイクリングロードにしたものだから、ですね。
単線だと線路敷はこんなに狭いんですね。普通の客車の幅と考えたら妥当なものですが。
極めつけはこれ。

卯原内交通公園(ここも廃駅跡地)にSLがどどん
踏切もそのまま残されていたり、雰囲気のあるスポット

こういうの、一度やってみたかったんだ〜
女満別空港への近道をとるため、この道とはここでお別れ。
畑に出入りする農道や一般道との交差はそのままなので注意が必要ですが、
お盆を過ぎ、北海道では夏休みも終わってしまった平日午前中の1時間弱の間、すれ違う自転車は皆無、
サイクリングロードを横断する車も見かけませんでした。
関東の河川敷のサイクリング道とは違って車止めの設置も最小限で非常に走りやすい道でした。
時速30km超で爆走するのはさすがに危ないと思いますが、国道沿いとは違って電線などの視界を遮る
人工物が非常に少なく、風景を眺めながら、時には止まって写真をとったりという自転車旅には最適の道でした。
なんなら、「がたんごとーん」と効果音付きでクルーズするのも雰囲気が増しておすすめです(笑
なによりアップダウンが殆ど無いのが、何だかんだ痛くてパワーを上げられない旅の終盤の脚には非常に優しかった道です。
評 価→★★★★★★(網走周辺を走るなら最大のおすすめかも)