購入価格 ¥50000
Anchor RNC7 のクロモリフォークを、Wound Up Road X Fork 1インチ に変更した。
とりあえずフォーク変更してみたかったのが正直な気持ち。
交換する上での条件は、
+ (もちろん)1インチ
+ クロモリだと変更する意味が薄いので、カーボンフォーク
くらい。
1インチのフルカーボンフォークでは、ワンバイエスのOBS-R101が存在するが、剛性が低いとのレビューを見て除外。
調べていくと、wound upというフォークが、高剛性らしく、これに決定。
コラムがスチール、ブレードがカーボンで構成されている。
スペック重量はコラム長300mmで613gと、コラムを切ればそれなりに軽量になると予想。
見た目もストレートフォークで太すぎず、細身なクロモリに合いそう。
- 重量予想
スペックによれば コラム長300mmで613g、450mmで740gになる。
乱暴であるが、重量差がコラムの長さの違いのみに起因し、コラムの重量が長さに比例すると仮定する。
すると、肩より下が359gで、コラム1mmあたり0.84666gと計算できる。
すなわち、
Wound Up Road X 1" Fork 重量 = 359[g] + 0.84666[g/mm] * コラム長[mm]
現在のコラム長は190mm程度なので、この式にあてはめると 520g となり、それなりに軽いと皮算用できる。
- オフセット
現在使用中のクロモリフォークのオフセットが50mmなので、これに近いものを選択した。
使用中のRNC7はサイズ510で、キャスター角は72度である。
Anchorの資料によれば、キャスター角72度に対して、フォークのオフセット49-51mmが理想的、許容範囲は43mm-55mmになる。
オフセットを減らせば、クイックなコントロール感が減り、直進安定性が増すことになる。
ロングライド指向なので直進安定性が増す方向は許容し、オフセットは50mmより少し小さいくらいで決定。
- 注文
オフィシャルサイト(
https://woundupcomposites.com/)からオフセット48mmを直接注文した。
国内の取扱いだとオフセット45mmしかなく、オフィシャルサイトだと48mmが選べた。
きちんと確認していいないが、カスタムオーダーにも対応しているようで、オフセット50mmも作ってくれそうだ。
- 値段
詳しく計算していないが、合計で5万円で収まるくらいの値段。
416.61 USD (本体 355USD + 送料61.61USD)。
さらに、日本郵便から受け取るときに、輸入時の消費税と、手数料(200円くらい?)を支払った。
- 納期
納期は4週間くらいとのことだが、最終的には3ヶ月くらいかかった。
あまりに遅いので、メールで状況の説明を求めると、翌週に届いた。
悠長に待つのではなく、早めに催促したほうがいいかも。
- 重量
スペック上は、コラム長300mmで 613g であるが、実測で 662g であった。
コラムカット後、スターファングルナットとクランレース込みで 585g になった。
予想重量より約65g重い。
また、RNC7 のクロモリフォークの重量は、コラムカット済スターファングルナットとクランレース込みで 836g なので、 251gの軽量化になった。
- インプレ
+ ハンドリング
直進安定性が増しような気がした。
ロングライド指向なので、これはよい
また、ハンドリングが軽いのがわかる。
+ 剛性
よじれる感覚などはなく、問題ない。
剛性という観点では、クロモリフォークとの差は感じられない。
+ 見た目
クロモリに合う細みのシルエットに、ストレートフォークの力強さがあり、とても満足。
価格評価→★★★☆☆(1インチは道楽)
評 価→★★★★☆(1インチは正義)
<オプション>
年 式→2018
カタログ重量→ 613g(実測重量 661g)