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輪行準備をしていてエンド金具がないことに気付く。家の最寄駅ならまだ良いが、出先だと最悪だ。詰んだ、と呟きたくなるかもしれない。
そんな時に備えて、エンド金具なしで縦型輪行袋に自転車を入れる方法を検証してみた。フレームサイズは540、ハンドル幅は40。使用する輪行袋はオーストリッチのSL-100である。
・ハンドルを切らずにそのまま逆立ちさせて、ホイールでハンドルを固定する。

かなり安定するが、残念ながらSL-100に入りきらなかった。
この方法を教えてくれたのは女性ライダーで、フレームサイズもハンドル幅も私の物より小さいので問題なかったのだろう。おそらくだが、サイズ500くらいなら入ると思うので、どなたか検証してみてほしい。
・ハンドルを切って逆立ちさせて、ホイールでフレームを安定させる。


安定して倒立させるのには苦労するが、SL-100に収めることができた。もしこの方法で輪行するなら、傍から離れないで支え続ける覚悟が必要かもしれない。
どちらの方法も、チェーンとリアディレイラーが最後まで剥き出しなので、顔やウェアを汚さないよう、注意が必要だ。
エンド金具なしでの輪行を前提にするなら、(そして設置面積を気にしないのであれば)横型の輪行袋の方が楽なのは言うまでもない。あくまでもエンド金具を忘れた時の緊急避難として、あらかじめ家で確認した上で、出番がないように行動したい。
評 価 →★★★★★