購入価格 部品代と送料で¥30,000ちょい。
surly steamrollerを650b化してみました。
海外でたまに見るカスタムですが、日本でもblue lugさんがやっていて凄くかっこよかったので試してみました。
ちなみにサーリーのフレームは真面目に設計されているのでスチームローラーの650b化は好ましい改造ではないそうです。スチームローラーはリアキャリアをつけるのも推称はしていないみたい。(エンド上のネジ穴は泥除け用との事)
650b化で変な負荷がかかるリスクもありますからその辺は自己責任ってことで…
■リム ALEXRIMS EN24
リムブレーキが使えて日本で安く簡単に手に入る650bリムとなるとDM18やEN24辺り?
これはディスクブレーキ用みたいです。一応リムブレーキも使えて安く入手できました(アルマイト削れを恐れなければ止まれます…)
いっそドラムブレーキ化やディスクブレーキ化も考えましたが、キャリパーブレーキである事がスチームローラーの美点だと思っているのでそれはパス。
■タイヤ シュワルベ ビッグベン 27.5x2.0
持ちがよさそうでパターンがかっこよくてそんなに高くもないタイヤ。
海外のサイトに26インチの2.15がリム内幅19mmで52.5mm、700cの2.0が45mmという情報があったので、表記より細めな事を期待してチョイス。リム内幅19mmで実測幅48.5mmでした。
カタログのタイヤサイズ表記は当てにならないのでカスタム例のないタイヤは博打ですね。
左からビッグベン、ビットリアの25c、サーファスのスリック38c(実測42mm)のクリアランス。
チェーンステーのクリアランス。
■ハブ MICHE PRIMATO ラージフランジ
MICHEの片切りトラックハブ。フランジ高と幅を稼いで強いホイールになる事を期待。(CRCで安かったのが一番の理由ですが)
スポークはDTの2.0。
■ブレーキ PROMAX RC480
シューはKool StopのVブレーキ用。リムにもよると思いますけどギリギリタイヤに干渉せず届きました。
RC480はカタログでリーチ73mmなのですが、チェーンを詰めてシューやスペーサーを選ばないと駄目でした。
オフセットブレーキシューは出っ張りでタイヤのサイドを切る可能性があるので止めた方がいいかも。
blue lugさんがスチームローラーの650b化に使っているダイアコンペBRS202が無難そうですね。
で、やってみた感じ、タイヤ幅が47mm前後に限定される点が大きなデメリットに思います。
スチームローラーはBB下がりが70mmありますから650b化して漕ぎが重いからとタイヤを細くしすぎるとBB位置が下がるリスクが出てきますし、太いタイヤにしたくてもチェーンステー内のクリアランスはほとんどなし。
ちなみに自分は固定化したBB下がり68mmのロードでコーナーで地面を蹴って転んだことがあります…固定マンは要注意…
とは言えロードプラスサイズなら700x30cくらいの大きさにはなるのでそこまで怖がらなくてもよさそう?
漕ぎが重くなる点もデメリットですね。でもこれは良いタイヤを使ってチューブレス化することで改善が期待できます。(当方の車輪はチューブドで片方2kg超えちゃってるので…)というかタイヤをケチったら650b化の真髄は味わえなさそう…。
タイヤを探してみて思いましたけど幅47mm前後でそこそこ軽くて安い舗装路向けのタイヤって結構少ないんですよね…WTBのホライゾンシリーズを使うのが無難かなぁ…。
メリットは見た目と乗り心地の良さと足元の安心感と自己満足…?
ダートを走る人や体重のある人なら性能的なメリットもありそう。
安く簡単に出来るカスタムではありませんから、よほどスチームローラーが好きだとか変な乗り物が欲しいとかでなければやる前によく考えた方が良さそうな印象はありますね…。
でもこのスタイルはスチームローラーの650bでないと出せませんね。満足です。
価格評価→★★★☆☆ 正直、舗装路だと見た目以外のアドは感じません…
評 価→★★★★★ 楽しさプライスレス