MTBのハンドルに、ポジションを追加するための小物「TOGS」ですが、Canyonのグラベルバイク「Grail」のホバーバー(2段ハンドル)にインスパイアされた使用が個人的にいい感じなのでレビューします。
ちょうどGrailの発表前からLYNSKEY PRO GRグラベルバイクを組んでたので、こちらに入れてみました。
TOGSのカーボン版です。樹脂版もありますが、今回はこちらがいいと判断しました。
(カーボン版はオープンクランプ、樹脂版は差し込み式)
CanyonのGrailです。(画像は拾い物+加工)画像のように親指をひっかけるポジションを作ります。
MTB等のハンドルストレート部分への装着を想定されている商品の為、ドロップ部分への取り付けは、そのままではできません。
干渉する部分をそぎ落とし、取り付けボルト部分の角度も合わない為穴を斜めに拡張します。
ボルトの長さが足りないのでホームセンターで調達します。
前述したとおり、ナット側に真っ直ぐすんなりは入らないので、多少斜めになりつつも無理やりつけてます。
そして、試走でポジションを調整します。
バーテープを巻くとこのようになります。当然クランプ部分は凸になります。
(意外とブラケットポジションで小指をひっかけるのによかったりしました。)
走らせた感じだと、普段ここ(下ハン前部分)を持つのはそれなりに力入れるんですが、親指をひっかけられるので楽にこのポジションを使えます。
親指をひっかけ、ての平小指側部分をハンドルに押し付ける感じにして使えます。
上ハン、ブラケット、下ハンバーエンド側から、さらにこの位置も使えることでポジションの選択肢が増えた感じです。
グラベルバイクで、ハンドル位置高めの設定なのでこの位置結構しっくりくる感触を持ちました。
今後もっと使ってみて、どうなるか様子を見ようと思います。