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馬鹿野郎!
サイコンを選ぶのにカラー液晶がどうとかタッチパネルがどうとか、カタログ映えする型通りの基準ばかりを並べたてやがって・・・
サイコンに必要な機能はそんなんじゃないだろ!
サイコンは精度が命!
正しい方向に向かっていない者が目標に達することは決してないんだよ!!
どうやら罵倒するよりも俺の過去の経験について語った方が心を打つかもしれないな・・・
あれは俺が高校生の頃のことであった。
小さい頃からスポーツ万能であった俺は、自宅が高い山の上にあったこともあって、自転車通学によって鍛え抜かれた肉体でクラスの人々を圧倒していた。
あれは年度初めのスポーツテストの時の出来事だった。
そのころ俺は野球部のチームメイトであるきよひこを何かにつけて俺をライバル視し、機会があればこき下ろすのが日課になっていた。
俺「ガハハハハハ!!きよひこって顔と大胸筋のバランスが悪いよな!」
その日も、俺は体育館で筋力トレーニングを行っていた。
デヤァァァーーー!!!
俺の気合に合わせて60kgのバーベルが力強く上下する。
荒々しく隆起した俺の大胸筋から発せられるその重量感は、見ている者たちを圧倒していた。
そして、その圧倒的な気迫と実力を目にした金魚の糞たちは老若男女を問わず俺を賛美する言葉を並べ立てた。
金魚の糞「いやあ、すごいですねえ。一見普通体型なのに脱いだらすごい、羨ましいほどの細マッチョですねえ。」
いい気分でプロテインを流し込みトイレに入ったその時だった。
洗面所の方からさっきの金魚の糞の声が聞こえる。
金魚の糞「つよしさんって、イケメンだしスタイルもそこそこいいし性格が良くて高学歴、
しかも反復横跳び20秒で63回できて知的で理論派なのに6頭身しかなくてキモいよねー」
6 頭 身 し か な く て キ モ い よ ね
心臓に突き刺さるような心ない強烈な言葉により俺の心はズタズタに切り刻まれたのである。
6頭身しかないなんて・・・
生まれつき頭が大きい体質なんだししょうがないじゃないか・・・
卑劣にもそんなどうしようもないことで俺を叩きまくっていたのか・・・
俺が代打や代走で出た時にXOサイズのヘルメットを持ってきてくれた時も、
お前らは心の中ではこうやって俺をおもちゃにして、「オマリー」などと陰で陰口をたたいてあざけり笑っていたんだな・・・
俺の頬にひとすじの涙が光った。
そんな時、俺は幼少のころ、補助輪がとれたばかりの頃に聞いたおじいちゃんの言葉を思い出した。
俺「おじいちゃん、どうして前輪がグリップを失うともはや修復はできないの?」
おじいちゃん「つよし、『前車の覆るは後車の戒め』じゃよ。」
若い頃英語教師だったおじいちゃんは、社会科教諭の免許も持っていたという。
そんなおじいちゃんの趣味は読書で、中でも歴史には造詣が深かった。
そんなおじいちゃんが言うには、歴史を学ぶ意義とは、成功例を学ぶことよりもむしろ失敗例から学ぶことが重要なのだという。
そんな話の流れで幼少期の俺に語ってくれた話が「前車の覆るは、後車の戒め」である。
この格言は現在では「人の振り見て我が振り直せ」「人こそ人の鏡」などと似たニュアンスで用いられるが、もともとは歴史的背景を持った格言なのである。
歴史とは先人の失敗を見て、自分はどういう道を歩むべきかを考える学問なのである。
そうなのだ。
俺は肉体を磨くことに注力するあまり、心を磨くことを怠っていた。
そればかりかあろうことか、自分がこうやって嘲笑の的となり心の痛みを受ける側になるまで、
アスリートではなく単なる体力自慢の狼藉者に堕していたことにさえ気がつかなかったのである。
俺は悟った。どんなに厳しいトレーニングを己に課して肉体を鍛え上げようとも、
心を正しい方向に導かなければ真の男たりえないのである。
--------------------------------------要点をまとめます--------------------------------------
2016年9月に SHARP AQUOS phone から Galaxy S6 edge に機種変更。
直後にSTRAVAでルートから外れるせいでセグメントを認知してくれないトラブルが続発。
どうやら Galaxy S6 edge のGPSは精度がよろしくないようだ。
機械的にボロいならどうしようもないのか?と思いつつ調べてみると、GPSの精度を上げるアプリが存在するという。
なんでも、スマホの位置情報はGPS、Wi-Fi、モバイルネットワークの3つの方法で測位しているそうで、
1.GPS、Wi-Fi、モバイルネットワークの3つとも使う(最も高精度)
2.Wi-Fi、モバイルネットワーク
3.GPS
の測位方法を設定で選べる。
ゆえに、スマホの位置情報の精度に不満がある人は、まずはここを見直してみる価値はある。
私の場合、それでも不満があったので GPS Status & Toolbox アプリを導入した。
GPS Status & Toolbox はSTRAVAやマップなど何らかのアプリがGPS測位を始めると自動で起動する。
google playによると
「衛星のシグナル強度,精度,速度,加速度,高度,方角,傾斜,回転角とバッテリー」を表示し、さらにGPSの測定を高速化するのだそうだ。
GPS Status & Toolbox そのものを起動するとこんな画面になる。
照度まである。
私はまず使うことはない。
結果、位置情報の精度は劇的に改善した。
走行中のスマホの位置情報の精度が悪いためセグメントを認知してくれないトラブルはその後皆無になり、
GARMIN Edge 500よりも良くなってしまう始末である。
(GARMIN Edge 500はセグメントを認知してくれないトラブルがまれにある。空が開けていない深い山を走っている時に多い。)
バッテリーについて。
私の Galaxy S6 edge で STRAVA を使用すると、30分程度の通勤ライドで4%ほどバッテリーを使用する。
それが約2倍の、8%ほどを消費するようになった。
時間を伸ばしても同じ傾向なので、間違いはなさそうだ。
やはりバッテリーの使用量は「大」になっている。
価格評価→★★★★★(無料なので)
評 価→★★★★★(バッテリー消費がほぼ倍になるが納得の能力向上)