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無料アプリとして配信されている雨雲レーダーです。
![](https://cbnanashi.net/cycle/uploads/thumbs/PHILLY_1525677634000_IMG_4111.jpg)
・・・だけで説明を終えるのは素っ気ないので、いろいろ書きます。
この雨雲レーダーアプリの情報ソースはYahoo!天気予報で、
weather.yahoo.co.jpからアクセス・閲覧できる雨雲レーダーと同じものです。
が、ブラウザ越しにサイトから閲覧するのは 無駄な通信量を消費したり、
微塵も興味の無いWeb広告がウザかったりするので、レーダー単体でアプリ化された こいつは非常に有用です。
![](https://cbnanashi.net/cycle/uploads/thumbs/PHILLY_1525677833000_IMG_4374.jpg)
これは4月27日の17時38分の雨雲レーダーです。
2~3分のタイムラグが発生するので、17時35分時点での情報が出ます。
自転車で出かけて 帰ろうとしたところ、
とんでもない強さの雨が突如降り始め 足止めを食らいました。
![](https://cbnanashi.net/cycle/uploads/thumbs/PHILLY_1525677947000_IMG_4375.jpg)
20分前のログを見てみます。
右京、西山のあたりに雨雲がかかり始めていますが にわか雨のようです。
たった20分で 京都盆地の北半分が丸々覆われてしまったのが分かります。
![](https://cbnanashi.net/cycle/uploads/thumbs/PHILLY_1525678040000_IMG_4377.jpg)
次に、画面下のバーを「現在」を通り越して「5分後」に合わせます。
雨が特に強いゾーンが2か所あり、その狭間の 雨が弱いゾーンに入る、と予想しています。
![](https://cbnanashi.net/cycle/uploads/thumbs/PHILLY_1525678148000_IMG_4379.jpg)
17時42分のレーダーです。
17時40分現在、豪雨の狭間に入りました。
「17時35分時点での 5分後の予想」と ほぼ合致しています。
このとき、体感的な雨量も 目に見えて減っていました。
![](https://cbnanashi.net/cycle/uploads/thumbs/PHILLY_1525678232000_IMG_4380.jpg)
「17時40分時点での18時の予想」を見てみます。
豪雨ゾーンから完全に抜け出し、にわか雨ゾーンになるようです。
![](https://cbnanashi.net/cycle/uploads/thumbs/PHILLY_1525678266000_IMG_4383.jpg)
5分後、「17時45分時点での18時の予想」です。
雨が弱まるのが ほんの少しだけ早まりました。
![](https://cbnanashi.net/cycle/uploads/thumbs/PHILLY_1525678380000_IMG_4384.jpg)
18時になりました。
雨は弱まり、レインウェア無しでも なんとか走れる程度の雨量になりました。
これ以降のスクショは撮っていません(走り始めたので)。
ここで注意すべきなのは、愛宕山近辺には第2の雨雲たちが控えているので、
雨が完全に止んだ訳ではない、という点です。
雨雲レーダー見れば 分かるやんけ、と言われそうですが
![](https://cbnanashi.net/cycle/uploads/thumbs/PHILLY_1525678524000_IMG_4381.jpg)
![](https://cbnanashi.net/cycle/uploads/thumbs/PHILLY_1525678541000_IMG_4382.jpg)
このときの天気予報は こんな感じなので、突発的に降った雨なのです。
雨雲レーダーを見ておかなければ 雨が降る事さえ予測できません。
天気図を見ればワンチャン・・・という事はなく、この時の地上天気図は平和そのものだったので それも叶いません。
こうしたサービスが受けられるのは、アメフリではなくヤフーのおかげなのですが、
鬱陶しい広告無し(←ここ重要)で閲覧できる、というところが有り難いのです。
高校生の頃、ある山へ登山に出かけたのですが、(予測はしていたものの)3~4日ほど連続で豪雨に見舞われ、
テントから出られない状態に追い込まれた事がありました。
食料が尽きることはなかったものの、いつまでも動けないのはしんどいので テントを畳んで撤収・・・したいけど それも困難、という時に
おもむろにアメフリを起動したところ、
「10分後から20分間だけ 雨が止む時間帯があるぞ!!」という事が判明し、
実際に10分後からの20分間で荷物を全て纏めて急いで撤退した、という経験があり
それ以来 自転車に乗る際にも何かと重宝しています。
冒頭のスクショは グンマーへ弾丸ツアーを仕掛けた時のもので、
何時頃までは確実に雨が降らない!という確信をもって 草津温泉から最寄りの駅まで下りました。
まぁ 雨が降るよりも先に終電が来るので あまり関係なかったのですが。
このアプリの弱点、というより仕様なので仕方ありませんが
天気図やアメダスなどの確実なソースが存在せず、ただ単に各地の降雨量を観測して反映しているに過ぎないので、
実際の風向きの変化や低/高気圧の移動に合わせた雨雲の移動や発達、収束は予測できません。
よって、「○○分後」の数値が大きくなればなるほど 予測精度が低下し、
40~50分後以降の予測は 原則あてになりません。
それでも助かります。
先ほどの例で挙げるならば、「雨が止んだと思ったら すぐにまた降りだした」みたいな目に遭う可能性を排除できるので。
便利な時代になったのう。
自慢でもなんでもありませんが、スマホを持っていなかった高校生の頃は
ラジオを聞いて天気図を書いたりしたものです。
評 価→★★★★★