購入価格 ¥12,817
自転車用ヘルメットの大御所、OGK製のアイウェア。「フォトクロミック」つまり調光機能付きなので、シールドは紫外線の量に応じて透明になったりグレーになったりします。
色が変わっているシーンをじっくり観察したことはないので「実際のところ、色がどのぐらいの時間で変わるのか」という点については、きちんとレビューできません。ただ「実用上、まったく不満の無いレベルで機能する」とは間違いなく言えると思います。
以前、調光機能無しのアイウェアを使っていたときは、トンネルに入ったら怖い思いをしていましたし、アイウェア無しでは太陽光が目に入ったら「目がー!目がぁぁっ!」でした。ですが本品に買い換えてからは、アイウェア装着中にトンネルに入った時「暗いよー!怖いよー!」と思ったことはありません。また、太陽光が降りそ注ぐ中を走って「うぉっ!まぶしっ!」と感じたこともないです。
この調光機能付きアイウェアのおかげで、走行中のストレスを激減させることができています。テクノロジーの進化というのは、本当にありがたいものですね。
さてさて、本品の最大の特徴はこの調光機能ではあると思うのですが、調光機能を備えたアイウェアは他にも多くあります。ブランドイメージだけで言えば、OAKLEYをはじめアイウェアに強いブランドに圧倒的に分があるはず。そんな中で本品の強みだと個人的に思っているのは、「調光機能」に加えて「シールドが左右で別れない単眼式」という2つの条件を満たす数少ない選択肢である点です。
自転車で走っているときの視野は、可能な限り広げておく方がリスクを減少させこそすれ、増やすことは無いはず。なので、アイウェアは視野の広い単眼式を積極的に選ぶようにしています。しかしながら、単眼式シールドで調光機能を備えたサイクルアイウェアを選ぼうとすると、選択肢はいきなり狭くなります。私の製品探索性能がへっぽこなだけかもしれないのですが、少なくとも日本のAmazomではおそらく本品を含めて数種類…のはず。そうなると国内ブランドの安心感を含めて、本品には非常に高いパフォーマンスがあると感じています。
デザインはちょっとゴテゴテしていて、ガンダムチック。お世辞にもスマートとは言えない感じです。なんですが、単眼式のおかげでノーズパッド上部に視界を遮るものがありません。また、シールド上部のラインは上方向に盛り上がる形で、天地方向の視界も広くとられています。些細なことを気にしすぎなのかもしれませんが、いろいろある個人的なこだわりポイントを満たす、数少ない選択肢のひとつです(これで見た目がもうちょっと良ければ最高なんですが…)。
価格評価→★★★★★
評 価→★★★★☆(見た目の分を差し引き。機能だけなら満点)