購入価格 ¥90,000ぐらい(PBK)
◆はじめに◆
「カーボンホイールがほしい・・・」
ディープリムのホイールを履かせたい。カーボンホイール独特のブレーキ音を鳴らしたい。
カーボンホイールに憧れはあったものの、どれも高価で手が出ない。
中華カーボンは安く価格的には魅力的だが、強度や性能は不安・・・
ふとPBKを見ているとこのホイールを発見。しかもクリンチャー用ホイールなので何の問題もなく使用できる。(チューブレス、チューブラーは使用したことがなく、トラブル対処ができず不安。)
クーポン適用で10万円以下だったのですぐに購入してしまいました。
決済から2週間ほどで届き、消費税4200円、通関手数料200円がかかりました。
ついに念願のカーボンディープホイールを手にした!
◆見た目◆

40mmのリムハイト。見た目のボリュームは中々。
2:1組。G3組のほうが見た目はやや好み。

UDカーボンカッコイイは日光の下ではカッコよく映ります。
◆インプレ◆
ラチェット音はシマノよりは大きめだが想像したよりはかなり静か。

クイックはカンパニョーロと共通。
非常に使いやすく気に入っています。

スポーク穴はありません。リムテープが不要です。リムテープ劣化によるパンクのリスクはありません。
タイヤの脱着は少し固め。カーボンリムを傷めないように付属のタイヤレバーを使用したほうが良いでしょう。
シュワルベ ONE 25Cc→シュワルベ DURANO 25Cと使用しました。ワイドリムのお陰で乗り心地はマイルド。
カーボンフレーム同様、振動吸収性はいいです。これはうれしい誤算でした。
柔らかいかというとそうではなく、剛性はアルミホイールとはあまり大差はなさそう。
踏み込めば反応よく全体的にカッチリしている印象です。
転がりはシマノWH-6800、カンパニョーロZONDA C17に比べると劣る。
カートリッジベアリングだそうなので、その差でしょうか。
ぱっとみ見た目はZONDA C17のハブと似ているのですが、若干膨らみ方が違います。
カーボンホイールで気になるのはブレーキ性能。
シューは純正のカンパニョーロ製を使用しています。はじめは若干の効きの悪さとキーという異音が出ていました。
トーイン調整と馴染みが出たのか十分にブレーキも効きますし、ブレーキ音もカーボンホイール独特のブレーキ音になりました。
最近ではブレーキの感触はアルミホイールより、こちらのホイールのほうがコントロールしやすく感じます。
ブレーキシューは減りはしますが、極端に減るほどではありません。
◆気になる点◆
バルブ穴に取り付けるバルブブッシュ(小さなプラ部品)の嵌め合いがキツくバルブが通らなかった為、バリを少しやすりで削りました。
・ブレーキの問題
あまり雨天では使用していませんが、やはり濡れるとブレーキは効きにくいです。
また峠の下りではブレーキ熱によるリムの破損が不安です。
・横風の問題
ハイト40mmのセミディープですが横風には弱いです。冬場は気を付けて乗る必要があります。
◆総評◆

フルクラムで一番安価なカーボンクリンチャーホイールです。
海外通販でさらに安く手に入ったのは非常にラッキーでした。まさか自分がカーボンホイールを使う日が来るとは・・・
いちいちアルミホイール、カーボンホイールでブレーキシューを交換するのは面倒くさい…
そんな人のための普段履きに使えるカーボンホイール。といった位置付けではないか感じました。
PINARELLO DOGMA F10やMERIDA SCULTURAなど、60万円台の完成車付属ホイールでもあるようです。
価格評価→★★★★★(海外通販で安く買えた)
評 価→★★★★★(満足)
<オプション>
年 式→2016年
カタログ重量→ 1,555g(実測重量1,501g )