25400円(定価 28000円の10%オフ)
ブリジストンレベナからの乗り換えです。
レベナのレビューはこちらです。
https://cbnanashi.net/cycle/modules/newbb/viewtopic.php?topic_id=9524&forum=49&post_id=24010#forumpost24010軽い子供車を探していてたどり着きました。適用身長は110cm〜130cm、未就学児(年長さん)から小3くらいまでのお子さんに対応するのではないかと思います(身長次第)。
子供車は、変速・泥よけ・サスペンション等の「装備」に拘るか、単に走行性能に拘るかが悩ましいところです。と、いうのも、非力な子供が乗り回す場合、装備が過多になることで、重量が増え、せっかくの自転車の「軽快さ」がスポイルされることもあるからです。上述のレベナはとても軽く、子供車としては装備ではなく、軽快さに振ったほぼ唯一の選択肢でした。成長に伴い、乗り換えを考えると、同等の軽さのものが見当たらず、かなり探しまわりました。
【ヨツバサイクル】
一昨年程前より、子供車をリリースし始めた新興のブランドです。webで検索して探し当て、早速在庫の表示のあるお店まで見に行きました。ホイールサイズの展開がきめ細やかで、余計な装備が一切なく、大変軽量でとても気に入りました。店頭でウェブサイトを見せてもらい、本人に色を選ばせ、後日納品になりました。選んだ色はラムネブルー/オレンジのツートンです。
http://www.dirtfreak.co.jp/cycle/yotsubacycle/products/yotsuba-bike20/【仕様・納車】
発注時に2点をお願いしました。まず、純正ではブロックタイヤが標準ですが、街乗りが主体であるため、これをパナソニックのパセラ・コンパクト20×1.5(ケブラービード)に変更。このタイヤ軽いです。これに加え、スタンドが附属していないので、センタースタンドをお願いしました。センタースタンドを様々な種類がある様ですが、今回選定していただいたものは、「樹脂製」で市販のものでは軽い部類のものだそうです。また、チューブもタイヤの太さに見合う様、細いものに変更してもらいました。
https://cbnanashi.net/cycle/modules/newbb/viewtopic.php?topic_id=12453&forum=117&post_id=21523#forumpost21523タイヤ+チューブは大幅な軽量化になっている様で、メーカーサイトの表記ではスタンド無しで8.7㌔でしたが、写真の状態で7.9㌔です(ペダル・リフレクター・ベル(いずれも附属品です)含む)。
【軽さは正義】
買ってすぐ、立ち漕ぎできるくらい取り回しの良い自転車です。私も試しにのってみましたが、下りで時速40㌔程だしても、大変しっかりしたフレーム、ブレーキででした。シングルスピード故、駆動系のロスが無く、実に軽快によく走ります。また、低重心なことも取り回しの良さに貢献していると思います。
ブレーキはショートリーチのレバーとVブレーキが組み合わされており、手の小さな子供にも十分な操作性です。また、ヘッド下わんに工夫があり、ハンドルが180°以上は切れ込まない様になっています。小振りで軽量な樹脂製プラットフォームペダルが奢られていて、吊るしの状態で十分なパーツアッセンブルになっています。カラーリングは正直癖がありますが、太陽光の下で見ると、これくらいの方が視認性が高いので、車のドライバーに目立って、却って安全かもしれないなと思う様になりました。シートポストもサドルを前後に調整可能なもの(27.2Φ!)がスペックされており、仕様にほとんど隙がありません。現在は定価28000円(税別)→30000円(税別)に値上げになってしまった様ですが、価格改定後であっても十分納得の金額です。
※ワイヤー類は予めシマノSLRのワイヤーで組み付けられていました(ショップ対応?)
※リアエンドはBMX規格なので、MTBのリアエンド幅とは互換性がありません
【ちょっとだけ残念】
純正のヘッドパーツを分解したところ、コンプレッションをかける為のスリーブが、金属製ではなく、樹脂製の円錐状のカラーに割りの入ったものでした。これだと、エンドキャップ側でいくら圧をかけても、ヘッドに若干のガタが出ます。これは、社外品のヘッドに交換しました(丹下の再廉価のアヘッドで3000円程)。あーあと、機械組なのかな?致し方ないことですが、結構ホイール振れていたので振れ取りしました(メーカーの出荷基準はこんなもんなんでしょう)。
【これから】
大変良く出来ているので、特に弄るところはありませんが、夏休み、子供と軽めのサイクリングに行こうと思っています。片道行けるところ迄行って電車で貴宅というきままなサイクリングを計画しているのですが、この際、簡単にフロントホイールが外せると輪行し易いので(モンキーもっていけば分解できないことは無いけれど)、フロントはエンド幅100mmのクイック付きハブに組み直そうと思ってます。純正のフロント24HJIS組は我が家の使い勝手ではやや過剰性能かなと思うので、ラジアルにするか、20Hのリムを探して来た上でラジアルにするか、、、見た目や軽さに拘ってみたいと思います。同様にサドルのクイックはやや精度が悪く、開閉がちょっと渋いので、作動感の良い dkgかサルサのフリップオフに交換しようかな?と思ってます。リアエンドはトラックエンドですが、所謂チェーン引きが薄い金属製のプレスのものです。これで十分役目は果たしているのだと思いますが、ビスがあっちこっち向いていて気持ち悪いので後日BMX用のものを見繕って交換します。
子供の成長は早く、キンキンに弄ってもすぐ次の自転車になってしまいますから、要所要所を見極めながら軽めのチューニングで楽しみたいです。
【まとめ】
・軽さを活かすなら、いっそブロックタイヤは止めて、セミスリックで十分
・ヘッドパーツはやや残念
・ハブ、ベッド、シートポスト、ステムは汎用規格なのでカスタマイズの余地十分、、、だけど、クリス・キングやトムソンは封印。
・子供車は、「ママチャリ」をそのまま小径化 したものか、「MTB」をそのまま小型化したものしかないので貴重。
価格評価→★★★★★妥当だと思います)
評 価→★★★★★(軽さと隙の無いアッセンブリー)
<オプション>
年 式→2017
カタログ重量→8.7g(実測重量(タイヤ・チューブを交換後):7.9kg)