購入価格 ¥400ぐらい
曲面形状のマッドガード用リフレクターである。
《マクラ》
元々泥除けの無い自転車だったので、リフレクターはシートステーに樹脂バンド止め。
明るい色の車体に黒い樹脂バンドだし、横に飛び出しているので駐輪場の将棋倒しで吹き飛ぶ恐れが大で、何かの拍子に引っかかると嫌だし、視覚的にも実用上も邪魔な存在。
一方、歳をとってくると視力が怪しくなって、車を運転しているといろいろなものに気づくのが遅れる。
私でこれだから、10歳もそれ以上も先輩のドライバーは言わずもがな。
自分の体を守るには、まず目立つ。これ大事。
ということで、後方の守りにリフレクターは欠かせない。
もちろん、テールライトも付けてるんだが。
幸か不幸か、自転車に泥除けは必須と信じて装備している。(競技用は除く)
だって、道路に散らばっている不潔かもしれないアレヤコレヤが自分めがけて飛んでくるんだよ。
せっかく泥除けがあるので、ここにリフレクターを付けるのが王道だ。
お店や通販を眺めると、ニュキっと突っ立ったリフレクターの選択肢は広い。
昔なら、リフレクターのボディーはアルミで、アルマイトの泥除けにマッチするものが多数あったが、最近のものは黒か、塩ビ管のようなねずみ色。うーんママチャリ。
使い方といい値段といいママチャリの仲間なんだが、何か悔しい。
ということで
《本題》
リフレクターだけは(だけは?)CATEYE製品がチャンピオンだと思っている。
そのチャンピオン製品で燦然と輝くのが、CATEYE RR-C1。
http://www.cateye.com/jp/products/detail/RR-C1/moreinfo/普通のリフレクターは光源≒視点に対して垂直に配置するようにレンズが設計されているが、この製品は25°傾けて丁度になるレンズ。
何が嬉しいかというと、泥除けからの飛び出しが少ない。
そうすると、引っかかりにくい、ぶつけられて壊れる確率が低い、折り畳み車に最適。
なんていう理屈よりも、デザイン的に好き!
という身も蓋もない選択理由。
当然CATEYE製品なので、反射性能に不足はない。
外観はメーカーのページを見ていただくとして、裏面。
取り付けねじと、回転止めの短い出っ張り。
20インチ車でも、多分700Cでもフィットするように溝が掘られた底面形状。
取付位置の決め方はこんな感じ。
説明が面倒なので、図面を見て想像してほしい。
位置が決まったら、マスキングテープを貼ってマーキング。
ドリルでブスっと穴を開ける。
この泥除け(ポリカーボネート)は裏からアルミ色のフォルムが張り付けてあるので、いきなり太いドリルで穴を開けるとフィルムが剥がれて浮き上がる。
ポリカーの削りカスがフィルムとの間に侵入しているのが分かるだろうか。
小さな穴を通してから、最終的な穴径に合わせて予めフィルムを丸くくりぬいておくのが吉。
プラスティックを金属のナットで直に締めると、振動で割れてくるかもしれない、という老婆心で、軟質ビニルシートからワッシャを製作。
外径はガタガタだが、どうせ付けてしまえば見えない。
上の穴はねじを締めるが、下の穴はユルユルのピンを挿すだけなので、黒い涙のような雨染みができないように(掃除が面倒だし)、シールする。
そして完成。
《オチ》
写真映りが悪いが、現物はもう少し美しい。はずだよ。
価格評価→★★★★★(安全代としては充分安い)
評 価→★★★★★(お気に入りです)