購入価格 ¥6,230
巨大サドルバッグでおなじみのブランド、APIDURAのトップチューブバッグ。容量0.5Lのレギュラーと、1Lのラージの2ラインが展開されています。買いに行ったとき、店頭にラージがなかったのでレギュラーの方を購入しました。
サドルバッグやフードポーチと、統一感のあるデザイン。手前方向に向けて高さが低くなる形状なので非常にスタイリッシュな反面、そのぶん容量を減らしてしまうことになります。とはいえ、弁当箱的な四角いトップチューブバッグとの容量差は、およそ200cc程度に過ぎません。その二択であれば、私なら見た目の良さでこっちを選びます。あと本品は側面にロゴあるだけで、お得意の六角形の意匠や黄色の差し色が入っていません。
レギュラーの方は内部に仕切りは無く、1室だけの構造(ラージには仕切りがあるそうです)。開閉はチャック式ですが、ジッパータブが付けられているのでフルフィンガーグローブでも開閉にストレスを感じたことはありませんでした。
ドライシリーズではない方のサドルバッグと同じ素材感で、「長時間雨に濡れてしまったら内容物も濡れてしまうのでは?」という心配が無いわけではありません。ですが販売店のサイトには「本体部分の素材にVX21という防水性の高い生地、さらに止水ジッパーを使用しているので、多少の雨なら問題ありません。」との記載があります。また以前、真夏に六合ルートで渋峠に登ったとき、草津に着く前に早くも汗だくになってしまい、バッグの上にボタボタと汗を垂らし続けましたが内容物に影響はありませんでした。
固定方式は、トップチューブとコラムをベルクロ止めする一般的なもの。ベルクロは幅が広く、滑りにくい加工がしてあるようで丸いトップチューブでもグラつきはありません。非常に安心感があります。
底面には厚みがあり、フレームが受けている衝撃を内容物に直接伝えにくいようになっています。コンパクトデジカメを入れて走ったことも多くありますが、ノントラブル。不整地を長時間走り続けたりしなければ、直ちに影響が出るようなことは無いでしょう。
デザイン、取り付け、機能性のどれも満足して使っていましたが、買い換えた自転車が変態デザインのLOOK675。手持ちのトップチューブバッグは、本品を含めあえなく全滅。手放さざるを得ませんでした…。
価格評価→★★★★☆(品実を考えると妥当ですが、ちょっと高め)
評 価→★★★★★(不満ありません)