前回の投稿の補足です。
前回の投稿の後半でゴリが発生したと書いたのですが、ベアリングが駄目になっていたのではなく、
ベアリング本体と金属の蓋の間で砂利や汚れがたまりゴリゴリと擦っていました。
パイロットベアリングプーラーでBBからベアリングを取り外しました。
ベアリングプーラーは構造上、少し工夫しないと取り外しにくく傷がつきやすいです。
wishboneのベアリング本体を取り外すにはトライピークやMAGPIEのような圧出できる工具をおススメします。
上記の写真のようにシールドベアリングの片側に金属の蓋がピッタリとはまっています。
この隙間に砂利や汚れがたくさん溜まっており、ゴリゴリ・ジャリジャリしていました。
金属の蓋を取り外しました。
内径24mm、外径37mm、幅8.5mmです。
セラミックベアリングは内径25mm、外径37mm、厚さ7mmです。
青色のシール部分には「CERAMIC Grade5 WISHBONE 6805-2RS」と刻印されています。
ベアリング本体にはゴリやガタは無く、回転も滑らかなのでまだまだ使用可能な状態です。
現在はねじ切りBBのフレームに交換したのでBB-R9100を使用しており、このwishboneのBBは使っていません。
BB-R9100はクランクを手で回してみるとあまりにも回転が重かったので愕然としたのですが、実走ではほとんど違いを感じません。
WISHBONEのBBは構造上、砂利や汚れが溜まりやすい傾向にあるようです。
しかし、型式によってベアリングのサイズや金属の蓋の形状等が違うので購入前によく確認した上で購入すべきです。
評価は前回と同じなので省略しています。
価格評価→★★★☆☆
評 価→★★★☆☆