購入価格 ¥?(国内線で空港使用料って考え方はあるのかな?)
言わずと知れた「日本最北」の空港。オロロンラインからの帰路で利用した。
稚内市街地と宗谷岬の中間地点辺りに位置している。
https://goo.gl/maps/BKRjMDnYNxA2稚内市街からは約13km。自転車乗りであればちょいとひとっ走りの距離である。
私はオロロンライン走破の翌日、ひとっ走りに付け加える感じで宗谷岬を往復することにした。
宿から岬までが30kmあまり、空港まで戻って53kmであった。
ターミナルビルに到着してみると、出発ロビーの入り口すぐ横に自転車ラック2種類とウッドデッキが設置されていた。
写真奥、輪行を解除している二人の向こうに写っているガラスの部屋が出発ロビー入り口である。
ウッドデッキは、クリートつきのシューズでも滑らないようにという配慮でしょうか。
かなり隙間が小さいので実際には問題なかったのだが、心配性な私には細かい部品を隙間に落としてしまいそうな
不安が一瞬だけよぎった。フェンダーを取り付ける小ネジなんかを取り落とすと、ちょっと厄介かもしれない。
ホイールを差し込むタイプのラックは、ホイールを外した後に一時立てかけておくのに便利。
そこまで考えているのかどうかは分からないが、地味にうれしい配慮である。
輪行袋に自転車と諸々の荷物を詰めて手荷物検査に臨んだところ、
袋の中身は個別に目視確認ということになった。小さな空港だし、輪行袋全体を飲み込んでスキャンできる機械がないのだろう。
サドルバッグは別途機械に通していたかどうかは忘れたが、輪行袋の隙間に収めたもの一つ一つを丁寧に確認する。
そういう事情があるので、あまりガチガチにパッキングすると面倒なことになるかもしれない。当然、時間に余裕を持っておくことも
重要。
現在、定期便としてはANAが羽田との間に1往復/日、新千歳との間に2往復/日のみ。
私が利用したときは、チャーター便と思われる静岡空港行きなどという便があった気がする。
稚内周辺は、海外客の誘致も含め自転車推しであるらしい。今後も自転車にやさしいサービスが継続、拡大していったらうれしい。
ちなみに、フライトがお昼前後に集中しているのと夏休みという時期の問題が重なって、レストランがとても混雑していたことも
付け加えておく。
オオナゴフライカレー(稚内周辺は巨大なコオナゴが獲れるらしく、それをオオナゴと呼んでいるとのこと)が美味だった。
価格評価→ー
評 価→★★★★☆ (ウッドデッキの作りがあと一歩?)