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浮峠は古代丹州街道にある小さな峠。
古道の趣きたっぷりのひっそりとした道です。
~スペック~
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浮峠(南側)
区間 県道602号線との交差点 ― 浮峠
スタート地点の標高 220m
峠の標高 274m
標高差 54m
距離 0.85km
平均勾配 6.4%
浮峠(北側)
区間 阪急バス行者口バス停 ― 浮峠
スタート地点の標高 241.2m
峠の標高 274m
標高差 32.8m
距離 0.9km
平均勾配 3.6%
※地理院地図Web版&Googleマップ調べ。
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【ルート】
能勢の街のど真ん中、栗栖交差点から602号線を西に1.3km程進んだ所、
古代丹州街道の603号線と602号線の交差点からだと西に1.1km程進んだ所、
そこに名も無きY字交差点がある。
意識していないと確実に見落とすであろう右前方に続く小さなこそ、古代丹州街道、浮峠への入口です。
小道に入っていくと、しばらく隣接する民家の屋根のすぐ上を走る。
集落の外縁に沿ってゆ~~~っくり上っていく感じ。
森の中に入ると、道路の真ん中は綺麗なエメラルドグリーン。(苔です。スリップ注意。)
落石や上から落ちてきた木の枝もありますが、轍部分は割と奇麗なのでロードでも普通に走れます。
交通量はほぼ皆無です。
途中で道が山に向かって折れ、そろそろ本番かと思ったらあっさり頂上に到着。
石垣と苔がいい雰囲気を醸し出しています。
北側に下るとすぐに分岐が現れます。
どちらに進んでも国道173号線へ出られますが、はらがわた峠の入口への方向を考えると古代丹州街道は多分左の方。
『おおさか環状自然歩道』のポールを目印に住宅地や農道の中を進んでいくと、阪急バス 行者口バス停付近で国道173号線に合流します。
【全体的な印象】
わーい、古道楽しいな~♪
と呑気に走ってたらあっさりクリア出来てしまった滅茶苦茶イージーな峠。私の感覚では勾配3~4%ぐらいかなーと思いながら走っていたのですが、後で自分で計算したら平均勾配が6.4%もあって驚いた。以前から自然の地形に合わせて作られた古道は脚へのダメージが少ないとは感じていたのですが、まさかここまで感覚が狂うとは。なかなか衝撃的体験だった。
阿古谷峠、稲荷坂、はらがわた峠といった近くの古道系の峠と比べ、古道っぽい雰囲気が色濃く出ているところも気に入りました。
稲荷坂から、旧国道173号線はらがわた峠 or 現国道173号線天王峠へ行く場合のショートカットにもなりますので、能勢市街でのコンビニ補給といった用事が無ければ是非とも利用したい道です。
価格評価→★★★★★
評 価→★★★★★
<オプション>
年 式→不明。とんでもなく古いのは確か。
↓参考。古代丹州街道が通る隣の峠。
[Cycling Courses] 大阪府道・兵庫県道603号能勢猪名川線 阿古谷峠&稲荷坂
https://cbnanashi.net/cycle/modules/newbb/viewtopic.php?topic_id=15300&forum=124&post_id=26520#forumpost26520[Cycling Courses] はらがわた峠
https://cbnanashi.net/cycle/modules/newbb/viewtopic.php?topic_id=15301&forum=124&post_id=26521#forumpost26521