購入価格 ¥10800
古いクロモリフレームの不安要素を解消したくて購入してみました。
中古購入の年代不詳のクロモリロード、下手くそな私に不思議とシンクロした乗り味に惹かれて乗っていますが、若干、不満というか、不安というか、怖いというか、いつものサイクリングコース上での残念な三点、これを何とかしたかったのです。
1.ダンシングで下ハンなどを持ってしまうとフロントの切れ角によっては「ブルンブルン」と暴れてしまう焦り。
2.下りのスピードの乗るS字カーブ、しかもダンダンと滑り止め舗装がしてあるコーナーでのフロントの抑えが効かなくなる恐怖。
3.狭い峠の下りでブレーキングしながらコーナーに進入する時の「何処行くの!そっちじゃない!」感。
原因はおおよそ見当が付いていました。
登りでフロントブレーキを掛けるとフォークがフニャンフニャンと前後にしなるヘタリの極致が元凶なのです。たぶん。
そこでナカガワサイクルワークスのエンドワッシャーの出番です!
「気がついたらいつもインナーの坂をアウターで登ってた!」等色々プラシーボ的な感動はありましたが、今回は上記の解消すべき現象がはっきりとしてますのでその点だけレビューします。
1.ダンシング時の「ぶるんぶるん」は完全に消えてなくなりました!
2.凸凹舗装の高速S字カーブの恐怖感が雲消霧散しました!
3.コーナーへのブレーキ進入時は咄嗟の小石をかわせるくらいにまで改善されました!
まるでフロントフォークが新品になったような感覚です。
試しに下りでフロントブレーキをかけてみると、タイヤがスキッドするくらい強めでもフロントフォークは適度なしなり程度の曲がりに収まっています。
左右別々に負荷がかかっていたフォークが二本まとまって働いているのでしょうか?
もしかしたら、三本の矢効果なのでしょうか?
何故なんでしょう?ワッシャーを挟んだだけなのに?
ワッシャーに1万円!と最初は思いましたが、使ってみるとこれほど費用対効果の優れたものは滅多にと無い気がします。
たった一万円でフレームが蘇りました。
価格評価→★★★★★
評 価→★★★★★