しょさんべつ温泉岬の湯(苫前郡初山別村)
購入価格 ¥6,000(シングル洋室)+2食¥3,500(ちょっと奮発)
オロロンラインに程近い場所に位置するホテル。稚内が射程距離(~130km)に入る範囲の宿を検討して、
白羽の矢が立ちました。
道の駅に温泉施設がついて、そこに宿泊施設も整備して、というふうにしてできた宿らしい。
要は第3セクターの運営ですね。あまり期待していなかったのですが、泊まってよかったと思える良いホテルでした。
シングルルームですがそこそこ広く、予約時にロードバイクで訪れることを伝えておいたところ、
部屋に運んでもいいですよ、とのこと。ただし2階建てなので、ロビーを横切って階段を担ぎ上げる必要がありました。
でも、部屋で落ち着いてサドルバッグの装着ができるのはありがたかったです。ついでにチェーンオイルの補給もw
なんといってもオーシャンビュー。アラフォーにして(たしか)初めてオーシャンビューの部屋に泊まるという経験をしました。
さすがにすぐ海、というロケーションではありませんが、高台なので眺めは最高。
夕暮れの日本海にシルエットでうかぶ利尻富士が真正面、という景色を独り占め。
朝は朝で、この風景。残念ながらヘイズがかかっていて利尻富士は見えませんでした。
ちょっと追加料金を払った食事は北の海の幸満載で美味しかったのですが、食堂の混雑のためとかで
時間が二転三転したのはちょっと残念なところ。私は一人なのでとくに問題ないのですが、グループで宿泊していた
場合、これはちょっとクレームの対象になるんじゃないかと心配な点です。
朝食もけっこう充実した内容のものが付いてきて満足でしたが、朝7時から、というのがロングライド派の方には物足りないかも。
まぁ標準的な開始時間なので、これはネガではないでしょう。
温泉の質はナトリウム塩化物泉。海沿いだし、薄めの海水?という感じですが、気持ちよいお湯でした。
擦れていたお尻や股間がちょっとしみたのは、まあ仕方ないw
立ち寄り湯を兼用しているので非常に広く、ジェットバスやサウナなども付いていて充実です。
コインランドリーもあったので、ウェアーを気持ちよく乾燥させることもできました。
ロビーにはお土産品コーナーが。あのハスカップが村の名産ということで、2点ほどお土産に購入させてもらいました。
普通のビジネスホテルにちょっと豪華な食事というのが総合的な評価ですが、僻地と言い切ってしまって差し支えない土地で、
これだけの規模とサービスを維持しているというのは、(おそらく税金が投入されているとはいえ)実はけっこう凄いことなのでは
ないでしょうか。
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余談。宿泊受付をしてくれたスタッフの方、クボタのつなぎを着ていらっしゃいました。ちょうど立て込んでいた時間帯だったのでしょうか。
運営母体や土地柄を感じさせてくれてちょっとおもしろかった。
もちろん、きちんと正装したホテルスタッフの方もいらっしゃいます。
価格評価→★★★★☆ (旅の宿にはそれなりのお金をかけるべきと実感)
評 価→★★★★☆ (概ね満足。オーシャンビューがうれしい)