[ROAD] ANCHOR RNC7 FRAME 530mm クロモリフォーク
購入価格 ¥140,000
当方、エンペラー号・・・・・RNC3(クロモリフォーク)→RNC7と鉄フレームを乗り継ぐ、中年のリターンライダーです。 カーボンバイクは友人のものをちょい乗りしか経験がありません。というわけでかなり偏ったレビューになっていると思います。
RNC3(以下3と略)とRNC7(以下7)を比較しながら評価したいと思います。
フレーム剛性 当然、3<7で7の方が剛性が高いです。しかしながらカーボンバイクと比べると柔らかく、踏み込むとフレームがしなる感じです。カーボンがダイレクトにカンカンと加速するのに対し、ギュンギュンといった感じです。 3が高速で路面のギャップに突っ込むと大きくバウンドし恐怖感を覚える事がありましたが、7は一発でショックを吸収し不安感はありません。
ハンドリング 3は直進安定性抜群で、少々の路面の荒れなど関係なく矢の様にまっすぐ突き進んでいきます。ただし、コーナーでリーンさせようとしてもなかなか車体が倒れません。そして、ある角度(バンク角)を越えると急にペタッと倒れるので、かなり癖のあるハンドリングです。 対して、7は大変ニュートラルなハンドリングで、重心移動で思うがままのラインを通れます。そして、23Cのタイヤだとかなりヒラヒラ感が強くなり、25Cだとしっとりとした感じで落ち着きがでます。7は80km/h近い高速ダウンヒルでも特に不安なくこなせます。
登坂性 当然、3<7で、剛性感がある方がパワーロスが少なくよく進む感じです。7もカーボンバイクに比べると踏み込んだ時のダイレクト感はないのですが、ホイールやクランクを剛性の高いものにするとかなり改善されます。 しかし、淡々とマイペースで登る分には問題ないと思います。
巡航性 3と7大きな差はなかったように思います。 いずれも友人たちのカーボンバイクに比べて脚を止めても速度の落ちが少ないように感じます(気のせいかも?)。
加速性 3<7ですが、カーボンバイクにはとてもかないません。
乗り心地 3と7大きな差はないように思います。どちらにしても体には優しい?
ポジション 3がスレッドステムだったので、アップライトなポジションから徐々に下げていき特に不満は感じませんでした(現在はアヘッドになっているようです)。7は元々がレーシングフレームなのでヘッドチューブが短く、強い前傾姿勢を強いられます。前傾をとれなければスぺーサーを積み上げる事になるので、初心者の方は要注意です。
スタイリング 3<7。 7のネオコットフレームは最高にカッコイイ!
総合評価 少々重いのが難点ですが(それでもクロモリフレームの中では軽量な方だと思います)、総合的には満足です。レース使用もエンデューロなら全く問題ないと思います。 現在、200km超のハードな山岳グランフォンドやエンデューロ、ブルベ、各種のロングライドイベントなどに使用しています。
メインホール : マヴィックキシリウムSLR メインタイヤ : コンチネンタルGP4000SⅡ25C メインコンポーネント : カンパニョーロコーラス
価格評価→★★★★☆ 評 価→★★★★★ <オプション> 年 式→2012年 カタログ重量→2,670 g(実測重量 g) 完成車として8.6kg(ペダル込み)
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