購入価格: ¥237 (税込) ※5個入り
標準価格: 不明
『シールドアウターキャップの代わりに使っても問題ないが、変速性能に対する効果は小さい』
■ RD用シールドアウターキャップの代わりに使用
SHIMANO SIS-SP40 アウターキャップは、シフトアウターケーブルの両端に取り付けて使う。シマノのシフトレバーやデュアルコントロールレバー、シフトケーブルセットに同梱されており、ポリマーコーティングシフトインナーケーブル以外ではこのキャップが用いられている。なお、リアディレイラーとの接続部には、シールドアウターキャップを用いる。
SIS-SP40 アウターキャップは、クロスバイクのシフトケーブルの交換のために購入。私のクロスバイクはリアのシフトアウターケーブルが長く、シフトケーブルセットの長さでは足りないので、ケーブルとアウターキャップをそれぞれ単品で購入した。
このキャップをシマノの取扱説明書のとおりの位置に取り付けるぶんには、変速の動作にまったくの問題はない。交換前は約2年半使ったが、キャップの割れなどの劣化も一切なかった。
今回のケーブルの交換では、リアディレイラーとの接続部にシールドアウターキャップの代わりに使ってみた。シールドのないノーマルタイプの方がケーブルとの接触が少なく、よりスムーズで軽い変速が可能になると考えたからだ。
ケーブルの交換で軽くスムーズな変速にはなったが、潤滑剤やケーブルの種類などの方が変速性能への影響が大きく、アウターキャップのシールドの有無はほとんど影響しないというのが正直な感想だ。今回の交換前にはシールドアウターキャップを使用しており、アウターケーブルがフルアウターにもかかわらず、十分に軽い動作を実感している。ロードバイクでもシールドアウターキャップを使っており、同様に変速の動作は軽く仕上がっている。
リアディレイラーとの接続部には、シマノの取扱説明書のとおりにシールドアウターキャップを使った方が無難。変速性能に大きく影響するわけではないので、アウターケーブル内に水分や異物などの混入を防ぐぶんだけシールドアウターキャップの方が有利だと思う。指先の感覚は繊細なので、この部分にシールドのないSIS-SP40 アウターキャップを使うのもありかもしれないが、個人的にはここまでする必要はないと感じている。今後、気が向いたらシールドアウターキャップに交換するつもりだ。
SIS-SP40 アウターキャップはラインが2本 (左)
シールドアウターキャップはラインが4本。本来、RD-T780は金属製のシールドアウターキャップを使うようだ(右)
価格評価→★★★★★ (安い)
評 価→★★★★☆ (シールドアウターキャップにも一応使える)
<オプション>
年 式→ ー
カタログ重量→ ー