栃木県佐野市、栃本町と富士町の間にある唐沢山
関東七名城の一つ。 佐野市街地の北方約5キロメートルの唐沢山(247メートル)山頂を本丸として一帯に曲輪が配された連郭式山城である。
戦国時代において、佐野氏第15代当主・佐野昌綱による唐沢山城の戦いで有名で、上杉謙信の10度にわたる攻城を受けたが、度々撃退して謙信を悩ませた。
関東地方の古城には珍しく高い石垣が築かれているのが特徴であるが、日本100名城には選ばれていないのが不思議だという声があとをたたない。
現在は栃木県立自然公園の一部となっており、本丸に築城主と伝えられる藤原秀郷を祀る唐沢山神社が鎮座する。
杉郭跡には栃木県唐沢青年の家が建てられたが、平成19年(2007年)3月31日閉所した。
遺構として石垣、大手枡形、土塁、堀切、土橋、近世に復元された井戸などが残っている。
あくまで神社として訪れる人も多く、一般的な城跡としての知名度は浸透していない。
また、城跡の説明版等は見当たらず、城跡としての整備は皆無である。
(唐沢山城 Wikipediaより抜粋)
[Cycling Courses] 唐沢山
https://cbnanashi.net/cycle/modules/newbb/viewtopic.php?topic_id=14666&forum=124 頂上には駐車場とレストハウスがあります。
神社への参道は石碑のとなりから行くことが出来ます。
入ると広場になっており、天狗岩、唐沢山荘などがあります。
『大炊の井』鳥居の手前にあります。
復元された井は多分こちらのことですね。金魚が泳いでいました。
『神門』
参道は緩やかな坂道・階段になっており、岩が敷き詰められていて歩きやすいです。
(SLシューズではやや滑りそうになる)
神門に登る石段の手前にお浄め用の水場がありました。
『本殿』
画像左奥に自販機が見えるところが休憩所になっておりベンチがあります。
休憩所の方から降りることもでき、行きと帰りで別の道を歩くことが出来ます。
途中に藤の花が散った後があり、もう少し早く来ていれば綺麗な花が見ることが出来たので惜しいことをしました。
『遺構として石垣、大手枡形、土塁、堀切、土橋、近世に復元された井戸などが残っている。
また、城跡の説明版等は見当たらず、城跡としての整備は皆無である。』
とある通りで城跡の痕跡は見当たりませんでした。
国指定史跡になっているのに、ここにはなにがあったか簡単に説明する看板がある程度です。
また、猫が大変多くどこにでもいます。茶トラさんは駐車場で寝ていて危うく引きかけました。
(かなり近寄っても、目を空けただけで微動だにしない。)
神奈川県江ノ島が地域猫として共存しているように、ここでも猫が暮らせる配慮がされています。
野良もいますが、飼い猫なのか首輪をしている子がいました。
と書いていましたが神社の方曰く
「ほとんどが捨て猫で、弱い猫はすぐ死んでしまうそうな。猫を捨てないでください」
という情報を頂きました。江ノ島でも捨て猫が問題になっているので、同じ事態になっているようです。
ただ、残念なのが前回訪れた時には見かけなかった『猫を探している』案内で心無い人が猫を盗んでいったみたいです。
史跡としては残念で、ヒルクライムをするためによく行きますが
低山でレストハウスもあるので登山をするにも手頃なところですね。
評 価→★★★★☆(←にゃーん)