購入価格: ¥842(税込)
標準価格: 不明
『ケーブルをカットして好きな長さに切ることができないため、自分の自転車に合った長さを選ぶ必要がある』
■ ピアノタッチレバーのケーブルを交換
内装3段変速用のシフトレバー、SL-3S90、SL-3S91J ピアノタッチレバーには、補修用のワイヤーが用意されている。あらかじめインナーケーブルがアウターケーブルに通してあり、インナーケーブルの両端にはタイコが取り付けられている。そのため、ケーブルをカットして好きな長さにカットすることはできず、数種類の異なる長さのケーブルの中から自分の自転車にあったものを選ぶ必要がある。
SHIMANO ピアノタッチレバー用ワイヤー シルバー 1650mm
ピアノタッチレバー用ワイヤーを購入した理由は、軽快車(ママチャリ)のピアノタッチレバーを操作しても変速しなくなったからだ。ケーブルを外してみると、インナーケーブルがサビており、アウターケーブルの中からも砂のような黒いサビが大量に出てきた。変速できなくなった原因はコレだろう。
SHIMANO SL-3S90 ピアノタッチレバー
ケーブルの取り付けは、ピアノタッチレバー側から行う。ピアノタッチレバーを1速にし、ピアノタッチレバーのカバーとアウター受けの溝を合わせれば、タイコを取り付けることができる。ただ、私は内部の洗浄と注油をしたかったので、外側のカバーを外してからタイコを取り付けた。なお、ピアノタッチレバーのカバーは、プラスドライバーで外すことができる。
ピアノタッチレバーのカバーを外してからケーブルを取り付けた
アウター受けにケーブルを取り付け、ベルクランクのカバーを外してタイコを取り付ける。次に、ピアノタッチレバーを2速にし、プッシュロッドの溝がハブ軸に一致するまで、ケーブルアジャスターを反時計回りに回す。ピアノタッチレバーの操作を確認し、ベルクランクのカバーを取り付ければ作業は終了だ。なお、ケーブルのグリスアップはできないが、防水のためにアウターケーブルから露出している部分にはグリスを塗っておいた。
ケーブルアジャスターで変速操作を行う
ケーブル交換後のピアノタッチレバーは、非常に軽くて滑らかな動きになった。アウターケーブルにはSP40が使われており、中にグリスは入っていないようだが、アウターキャップにある程度の防水効果があるのか、我が家の軽快車は8年くらいケーブルを交換しないで使うことができた。自転車にカバーをかけて屋外保管すれば、同様に長く使えると思うが、今後はもっと早めの交換を心がけたい。
価格評価→★★★☆☆ (意外に安くはないが長持ち)
評 価→★★★★☆ (スムーズに変速できる)
<オプション>
年 式→ ー
カタログ重量→ ー