購入価格 ¥1750
パールイズミの冬用ソックスです。日本国内生産。
生地の厚さは冬用としてはごく普通と思われます。相応に暖かいのですが、北関東の厳冬期にはこれだけだとムリ。つま先の通気性が良いシューズで走ったら、零℃付近でもつま先がかなり冷えます。だからと言って、登山用シューズで前提としているような分厚いソックスを履くと、シューズの感触が著しく変わってしまいます(ヘタすれば入らない)ので、なかなか悩ましいところではありますが、私はその辺りはあっさり諦め、つま先用使い捨てカイロをソックスのつま先部の上面側に貼って凌いでいます。上側に貼るとシューズの通気口を塞ぐためかなり暖かく、零℃程度では防寒シューズカバーの類は不要で、シューズカバーがあれば氷点下10℃でも大丈夫です。ただしこの場合、今度はシューズを選ぶかも知れません。SIDIの場合、つま先上の空間に多少の余裕がありますが、余裕のない銘柄もありそうです。
*─・‥…─*─・‥…─*─・‥…─*─・‥…─*
昔から感じているのですが、同社の夏用ソックスと冬用ソックスでは、テイストがかなり違うなあ、と思います。夏用はフィット感がまあまあ高いのですが、冬用はそうでもありません。それでも本品の履き心地は十分良く、というか、私としてはかなり好きな履き心地で、不満はありません。
*─・‥…─*─・‥…─*─・‥…─*─・‥…─*
細部のつくりはさすがパールイズミ。無論、つま先のごろつき感は皆無。
*─・‥…─*─・‥…─*─・‥…─*─・‥…─*
生地素材構成は以下の通り。
ポリエステル66%、ナイロン18%、綿13%、他
というわけで流行のウール系素材は使っていませんが、綿を少々混ぜることで肌触りがよくなっています。綿が入っていないとただの安っぽい合繊靴下になってしまうかも知れないですね。
*─・‥…─*─・‥…─*─・‥…─*─・‥…─*
ソックスは丈が長め、というのがこの10年ほどの一般的なトレンドとなっていますが、このソックスは冬物としてはまあ、昔ながらの長さです。したがって短めのタイツと合わせると、走っているうちにタイツがずり上がって足首が露出する可能性もありますので、タイツを選ぶときは多少、気を使った方がよさそうです。
*─・‥…─*─・‥…─*─・‥…─*─・‥…─*
まだ使い始めなので耐久性は不明ですが、見た目はそれほど耐久性があるようには見えません。耐久性に関しては来期の評価となりそうですが、履き心地としては今のところ何の不満もなく、このお値段ならば文句のつけようもありません。
*─・‥…─*─・‥…─*─・‥…─*─・‥…─*
なお、画像ではタイツの上に履いていますが、このソックスはどちらかというとタイツの下に入れたほうが無難なデザインです。かなり遡ると、パールイズミにはタイツの外側に出すタイプのソックスが存在していたのですが、あれは良かったなあ、と思ったりして・・・
価格評価→★★★★☆
評 価→★★★★☆
年 式→2016