購入価格: ¥298(税込)
標準価格: ¥298(税込)
『針ノズルを曲げることで、自分の姿勢や位置を変えることなく、ディレイラーなどの可動部に注油できる』
■ 柔らかい素材でできたソフト針ノズル
AZ 狭所オイラー DX 15ml ソフト針ノズルは、細かい部分に注油するためのオイラーだ。ノズルの根元をゆるめることで、オイルの量を微調整できる。いわゆる精密オイル差しという工具だ。以前、私が投稿した狭所オイラー DX 15ml ハード針ノズルとは、針ノズルの素材のみが異なる。針ノズルが柔らかい素材でできており、折り曲げることで注油しやすい角度にできることが特徴だ。ハード針ノズルが使いやすかったので、ソフト針ノズルも試したくなって購入した。
AZ 狭所オイラー DX 15ml ソフト針ノズル
■ 使い方 ※ハード針ノズルと共通する部分
可動部に一滴だけ注油する場合は、ノズルの根元をほんの少しゆるめるだけでよい。大きくゆるめれば、チェーンの可動部の広範囲にも注油可能。ただし、ノズルの内径が1mmと太めのため、ノズルの根元をゆるめる加減には注意が必要。特に低粘度のオイルの場合に、オイルが勢いよく出やすい。ノズルをしっかり締めればオイルが漏れないので、内蓋を取り付けて保管せずに済む。ここまでの使い方は、ハード針ノズルと同じだ。
(参考) [その他] AZ 狭所オイラー DX 15ml ハード針ノズル:
https://cbnanashi.net/cycle/modules/newbb/viewtopic.php?topic_id=14819&forum=82&post_id=25705#forumpost25705■ ソフト針ノズルについて
注油のしやすさは、ソフト針ノズルが圧倒的に優れている。例えば、ディレイラーの可動部に注油する際には、ハード針ノズルはディレイラーの下や裏に回り込んで注油する必要があった。ソフト針ノズルなら、針ノズルを好みの角度に曲げることで、自分の姿勢や位置を変えることなくスムーズに注油できる。また、針ノズルは硬さが絶妙で、パーツに接触した程度では全然曲がらないが、手で曲げるのはたやすい。
ただ、針ノズルを曲げたままでは、カバーを装着できない。針ノズルを曲げ直せばカバーを装着できるが、繰り返し曲げ直すと破断の可能性が高い。だから、私はカバーを装着せずに保管しているが、針ノズルが折れないように注意して保管する必要がある。保管のしやすさでは、ハード針ノズルの方が優れている。針ノズルが頑丈である上に、カバーを装着できるからだ。
針ノズルを注油しやすい角度に曲げられる
■ 総評
針ノズルの角度で使い勝手がここまで変わるとは驚きだ。チェーンへの注油だけならハード針ノズルでもかまわないが、ディレイラーの可動部などにも注油するならソフト針ノズルの方が圧倒的に使いやすい。針ノズルの硬さもちょうどよく、好みの角度に手でかんたんに曲げられる。ただ、針ノズルを曲げたままではカバーが装着できないので、保管で折れないように注意が必要だ。狭所オイラー DX 15mlは本格的な精密オイル差しであり、こだわりの注油を低価格で行えるのがうれしい。ソフト針ノズルなら自転車のメンテナンス全般をカバーできるので、迷ったらこちらをオススメだ。
価格評価→★★★★★ (コストパフォーマンスが極めて高い)
評 価→★★★★★ (ハード針ノズルも素晴らしいが、それを上回る使いやすさ)
<オプション>
年 式→ ー
カタログ重量→ ー