購入価格: ¥756(税込)
標準価格: ¥756(税込)
『ボトル容器のまま使うのも悪くないが、精密オイル差しに使うと非常に使いやすくなる』
■ 液状タイプのCKM-001 超極圧・水置換オイル
AZ CKM-001超極圧・水置換オイルは、ベースオイルに化学合成されたエステルを使用し、極圧剤と添加剤を配合した多目的オイルだ。自転車のメンテナンスでは、チェーンやパーツの可動部の潤滑、パーツの防錆など幅広く使うことができる。私が以前にレビューしたCKM-001 超極圧・水置換スプレーの液状タイプに相当し、50ml、110ml、1L、4Lがラインアップされている。私が手に入れたのは110mlだ。

AZ CKM-001超極圧・水置換オイル 110ml
CKM-001は水のようにサラサラとした低粘度のオイルであり、チェーンオイルとして用いると、ペダリングの軽さを実感できる。ベースオイルのエステルのおかげもあって、チェーンの動きは滑らかで音も静かだ。また、浸透性が高く、砂ぼこりなどの汚れが付着しにくい。水置換性もあるので、洗車や雨天走行後のパーツの防錆も可能だ。
私はチェーンオイルにロードレースSPを使うことが多いが、ディレイラーやブレーキの可動部にはCKM-001を使っている。今回、液状タイプを選んだのは、精密オイル差しに移し替えて、パーツの可動部に必要な量のオイルを差すためだ。そうすれば、スプレータイプのように余分なオイルを使うこともないし、パーツも汚れにくくなると考えた。

CKM-001 超極圧・水置換スプレーをこれまで使っていた
思ったとおり、精密オイル差しの方がスプレー容器よりも精密に注油しやい。ただ、オイルの粘度が非常に低いため、オイルが勢いよく出ないように注意する必要がある。AZの精密オイル差しなら、オイルの量を微調整可能。狭所オイラー DX 15mlを使った方が作業しやすい。
また、久しぶりにチェーンオイルとしても使ってみた。110mlのボトル容器はロードレースSPと同じだが、オイルが低粘度であるため、ボトルを傾けるとオイルが勢いよく出てしまう。無駄なオイルをできるだけなくすには、精密オイル差しを使った方が良い。低粘度なので、精密オイル差しを大きく傾ければ、チェーンの広範囲に注油することも可能だ。

110mlのボトル容器は、ノズルの先端をカットする必要はない(左)
AZの精密オイル差し”狭所オイラー DX 15ml ハード針ノズル”に移し替えると使いやすい(右)
AZ CKM-001超極圧・水置換オイル 110mlのボトル容器は、決して使い勝手は悪くないのだが、オイルが低粘度であるため、勢いよくオイルが出て無駄になりやすいと感じた。精密オイル差しとは相性が良く、必要なオイルの量をチェーンやパーツの可動部に注油できる。個人的には、精密オイル差しと組み合わせれば、液状タイプの方が使いやすいと思うが、スプレータイプが大きく劣るわけではない。オイル自体は非常に高品質なので、どちらのタイプを選んでも満足できるはずだ。
(参考) CKM-001 超極圧・水置換スプレー 420ml:
https://cbnanashi.net/cycle/modules/newbb/viewtopic.php?topic_id=12592&forum=83価格評価→★★★★★ (コストパフォーマンスに優れる)
評 価→★★★★★ (高品質なオイル。精密オイル差しに移し替えると便利)
<オプション>
年 式→ ー
カタログ重量→ ー