購入価格: ¥3,780(税込)
標準価格: ¥3,780(税込)
『ステムの位置を下げるのに便利。カーボンの質感が高いので見た目にも満足できる』
■ FSA カーボントップカバーとは
FSA カーボントップカバーは、同社のヘッドパーツであるORBIT CF、ORBIT I、ORBIT CE PLUS、 ORBIT CEに使用可能なトップカバーだ。これらのヘッドパーツのスモールパーツとして販売されているようで、ショップによって商品名が微妙に異なっている。高さは8.7mmで、オーバーサイズ(1/1/8インチ)用。FSAのアルミ製なら、高さが7.8mmと15mmのトップカバーを選べる。
FSA カーボントップカバー CF 8.7mm
■ ステムの位置を下げるために購入
私はステムの位置を下げるためにこのトップカバーを購入。カーボン製を選んだのは質感を重視したからだ。私が所有するGIANT DEFY1 DISCの15mmのトップカバーをこれに交換すると、ステムの位置を6.3mm下げることができ、さらに前傾姿勢を低くすることができる。オーバーサイズ用なので、上記のヘッドパーツ以外にも使える。
FSAのカーボントップカバーに交換することで、私のロードバイクのステムの位置が6.3mm下がる
■ 取り付けにはスペーサーが必要
FSAのカーボントップカバーは、ヘッドチューブとの接触面(ゴム製のリップを含む)から高さが約3.5mmの部分までが空洞になっており、トップカバーだけではヘッドパーツのコンプレッションリングを抑えることができずにガタが出る。だから、このトップカバーに交換する際には、コラムスペーサーとマイクロスペーサー(0.25mm)を何枚か中に入れる必要がある。必要なスペーサーの枚数は、ヘッドパーツの種類によっても異なるので、実際に取り付けてみなければわからない。
トップカバーとヘッドチューブにクリアランスがないと、ハンドルの動きが重くなるか、まったくハンドルが切れなくなる。逆にクリアランスが大きいと、ハンドルはスムーズに切れても、ゴム製のリップがヘッドチューブに接触しないので、外部から水やホコリが入りやすくなる。つまり、ハンドルをスムーズに切ることができ、なおかつ、ゴム製のリップがヘッドチューブに触れている状態を、マイクロスペーサーで微調整する必要がある。
DEFY1 DISCの場合は、3mmのコラムスペーサーが1枚、0.25mmのマイクロスペーサーが2枚でぴったりだった。なお、内側のOリングはフォークコラムに対してきつめなので、取り付けの際にOリングが切れたりしないように注意したいところだ。
内側のOリングと外側のゴム製のリップで防水性・防塵性を高める(左)
トップカバーとコンプレッションリングの間に、コラムスペーサーとマイクロスペーサを入れる必要がある(中央)
合計4mmのコラムスペーサーではクリアランスが大きすぎた(右)
■ カーボンの質感は高いが高価
FSA カーボントップカバーに取り換えたおかげで、DEFY1 DISCのリラックスした乗車姿勢を維持しつつも、体重をハンドルバーに分散させることができ、ペダルも踏みやすくなった。濡れたような光沢仕上げの質感も高く、見た目にも満足できるパーツだ。ただ、カーボン製というだけあって高価。私はショップで定価で買ったが、ネット通販ならもう少し安く手に入ると思う。
高価だが質感の高さに満足
価格評価→★★☆☆☆ (トップカバーとしては高価)
評 価→★★★★★ (ポジションの調整に便利。質感も高い)
<オプション>
年 式→ ー
カタログ重量→ ー