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おおたわ峠は、
兵庫県篠山市 丹波山地の多紀連山
・御嶽（793m）←主峰
・西ヶ嶽（727m）
・小金ヶ嶽（725m）
※嶽は『たけ』と読みます。
のうち、御嶽と小金ヶ嶽の間の鞍部を通る峠です。地理院地図によるとこの峠には名前が記されていませんが、調べてみるとおおたわ峠と呼ばれているようですのでこのように記述します。スタート地点は私の感覚的にヒルクライムのスタート地点だと思っている場所です。
～スペック～
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[峠の標高]
峠の標高 512ｍ
[峠の北側]
本郷上バス停の標高 184ｍ
頂上までの距離 4.4km
平均勾配 7.45％
※一部平らな区間があるので実際に感じる勾配はもう少しきつい。
[峠の南側]
三嶽山登山者駐車場付近の標高 284ｍ
頂上までの距離 2.8km
平均勾配 8.14％
※地理院地図Web版＆Googleマップ調べ。
地図は北側スタート地点から南側スタート地点までを結んだものです。
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アクセスは南側からの方が楽ですが、私が特にお勧めしたいのは北側です。
登り始めの辺りは古き良き日本の原風景が広がるとてものどかな道。行く手には人の手があまり入っていない広葉樹林の山が広がっていて、新芽の5月から11月の紅葉までの期間が見頃です。坂の途中には短い林道への入口もありますのでMTBでも楽しめます。登坂中に山を見上げれば遥か上に白いガードレールが見え、いい感じに挑戦者の心をへし折ってくれる。(笑) 頂上付近のヘアピンや、峠の頂上にある駐車場からは回りのモコモコした山を見下ろす事が出来ます。
一方南側は、麓の方は田園風景が広がるのどかな道ですが、登坂中は森の中の急坂といった様相であまり回りの景色は見えません。トレーニングに集中して登りたい方にはこちらがお勧めです。こちら側にも登山道(トレイル)がありますが、多紀連山は人気の登山コースのため比較的ハイカーさんが多く、しかも険しいのでMTBでのアタックはあまりお勧めできません。
写真は北側のスタート地点から少し進んだ場所です。
撮影時期は5月中旬です。
坂の途中。
なかなかの傾斜です。
峠の広場より北の方向を望む。
峠にある石碑。
ここも登山道への入り口だ。
北側の入口へは、大阪方面からは、国道173号線をひたすら北上して兵庫県から京都府に入るすぐ手前、兵庫県道300号線に入ってまっすぐ。三田篠山方面からは、県道97号線を北上して鼓峠(標高291ｍ)を越えてアクセスします。もちろん、おおたわ峠を越えてもう一度引き返すもOKです。南側の入口へは、篠山市街から兵庫県道301号線をひたすら東へ。畑郵便局を目印に北へ進路を変え、鍔市ダム手前を左へ行けば後は1本道です。
おおたわ峠は京阪神の都市部からは少し離れていますが、箕面能勢方面の山へ向かって走れば案外普通に行ける場所です。のんびりした良い所ですので、ちょっと足を延ばしてみてはいかがでしょうか。
価格評価→★★★★★
評 価→★★★★★(日本の良き原風景が見られる道)
＜オプション＞
森の動物達との遭遇率が高いｗ
冬は積雪＆凍結の可能性あり。
