購入価格: ¥562 (税込) ※今月当選したAmazonの商品券を使用
標準価格: ¥1,062 (税込)
『アウターケーブルの接触による音鳴りの防止や取り回しの維持に便利』
■ Jagwire Rotating Hookとは
Jagwire Rotating Hookは、アウターケーブルを固定できるフックだ。2本のアウターケーブルに取り付けることで、アウターケーブルの動きを抑えたり、アウターケーブルの接触による音鳴りを防いだりするために使う。1パック4個入り。ブレーキ・シフト兼用で、ブラックとホワイトの2色がラインアップされている。
Jagwire Rotating Hook ホワイト。アウターケーブルの取り回しに合わせて左右のフックの向きを変えられる
■ アウターケーブルの固定と音鳴り防止のために購入
2016年12月に、私はクロスバイクのケーブルを全て交換した。アウターケーブルの取り回しはきれいに仕上がったのだが、走行中にアウターケーブル同士が当たってカタカタと音が生じ、ハンドルを切ると右のシフトアウターケーブルがインナーリードの下に入り込んでしまう。これでは異音で気が散る上に、せっかくのきれいな取り回しが台なしだ。
このとき思い出したのがJagwire Rotating Hookの存在で、機会があれば使ってみたいと思っていたパーツのひとつだ。なお、購入には今月当選したAmazonの商品券を使わせていただいた。
走行中にシフトアウターケーブルがインナーリードの下に入り込んでしまう
■ 固定がハンドル操作の妨げにならない
Rotating Hookは、アウターケーブルの外径に対して若干サイズが大きく、アウターケーブルを完全に固定することはできないが、互いのアウターケーブルの動きは十分に制限できる。Rotating Hookはアウターケーブルを自由に動けるので、ハンドルを大きく切ってもアウターケーブルにつっぱり感が出ない。ハンドルを正面に戻しても、アウターケーブルの取り回しはほぼ維持される。
Rotating Hookのおかげで、走行中にアウターケーブル同士の衝突による異音を防ぐことができて快適。ハンドルを大きく切っても右のシフトアウターケーブルがインナーリードの下に入り込まなくなり、アウターケーブルの取り回しも維持できるようになった。
同じ側にあるレバーのシフトアウターケーブルとブレーキアウターケーブルのように、隣り合うアウターケーブルなら特に問題なく固定できる。ハンドル操作に影響がなければ、アウターケーブルをスコッチカルなどを巻いて太らせて、Rotating Hookが動かないようにするのもひとつの方法だ。なお、左右のケーブルが交差する部分に固定する場合は、ケーブルが交差する部分の角度が大きいと取り付けることができない。
Rotating Hookが互いのアウターケーブルの動きを制限(左)
見た目をほとんど損なわずにアウターケーブルの取り回しを維持できる(右)
■ アイデア次第で使い方が広がる
ちょっと変わった使い方になるが、ディレイラーガードに取り付けたRotating Hookでシフトアウターケーブルを固定してみた。長い間、アウターケーブルがリアエンドの外側に広がるのが気になっていたのだが、Rotating Hookのおかげでアウターケーブルをフレームに沿って固定することができた。他にも意外な使い方があるかもしれない。
ディレイラーガードに取り付けたRotating Hookでとシフトアウターケーブルを固定
■ シンプルだが満足感の高いパーツ
Jagwire Rotating Hookは、2本のアウターケーブルを固定するだけのシンプルなパーツだが、アウターケーブルの接触による音鳴りの防止や取り回しの維持には非常に便利だ。完全に固定するわけではないので、ハンドルを大きく切ってもアウターケーブルにつっぱり感が出ないのも良い。アウターケーブルと色を合わせれば、見た目もほとんど損なわない。ただ、問題を解決できるかどうかは、アウターケーブルの取り回し方や取り付け位置次第かもしれない。取り付けにある程度の試行錯誤は必要になると思う。
価格評価→★★★☆☆ (販売価格の評価。音鳴りの防止のためなら買ってもいい価格。バラ売りだと助かる)
評 価→★★★★★ (音鳴りの防止と取り回しの維持ができて満足)
<オプション>
年 式→ ー
重 量→1g(1個)