栃木県佐野市、栃本町と富士町の間にある唐沢山
山頂には関東七名城の1つ、関東一の山城と称される『唐沢山城』の城跡があります。
城跡は国の史跡、唐沢山は栃木県立自然公園にされている。
太平山に歴史を残す上杉謙信が10度の攻城を受けたが、度々撃退している。

登りのプロフィールは栃本町側 1.4km 9.1%、富士町側 2.6km 5.8%

栃本町方面から、中央にあるのが唐沢山

登り口のところには『唐沢山県立自然公園』の看板
奥には鳥居があり、無料駐車場もあります。

カーブ2の斜度がエグイです。壁です壁!
イン側だと脚を一気に使ってしまうので、車が来ていないならややセンターから登るのがいいです。

ある程度登ると栃本町や三床山、不動岳などが広がっている景色が見れます。
ただ、登っているとあまり余裕がないかもしれません(笑)
全体的に斜度が10%ほどで一瞬だけ休める感じです。
終盤の九十九折3連発が最後に厳しく苦しむところ、最終コーナーはカーブ11です。

駐車場の奥に進むと『唐沢山城跡』の碑が建てられています。

石碑の向かい側にレストハウスとトイレがあります。
レストハウス内では唐沢山に関する書籍、お土産、また食事を取ることもできます。
中に飾られている写真には昭和天皇が60周年で訪れたときの写真がありました。
唐沢山城跡、神社に関してはまたの機会に訪れてからレビューしようと思います。

富士町側のヘアピンからは佐野市街などが眺められます。
ここからの景色はお気に入りでよく撮っています。

下っていくと分岐があります。本線になるのは犬伏町、側道になるのは奈良渕町です。
基本的には犬伏町方面になります。


途中、“6月の森”という名前の結婚・披露宴場、レストランなどの建物を通過して
唐沢山ポケットパークまで降りてきます、すぐ近くに露垂根神社があります。
唐沢山神社の鳥居がここにあります。石碑には『唐沢山神社』と彫られています。
富士町方面は栃本町に比べて斜度はそこまで厳しくありません。
ただ、車幅が狭いので車とのすれ違いには注意してください。
やはり後半のヘアピン区間から斜度が厳しくなる感じです。
城跡、神社があるため観光客やハイカーが訪れるので交通量があります。
ヘアピンが厳しいので下りでのスピードの出しすぎには注意してください。
琴平峠からも近く、登りの質が違うのでこちらも楽しむことが出来ます。
どちらも町から近いので補給なども気にしないでいいのも楽なところです。
太平山とも歴史がつながっているところも驚いたところです。
評 価→★★★★★(←登るのも下るのも大変だけど、苦しいのが楽しい)