購入価格 ¥800
451サイズの20インチタイヤ用チューブです。
使い勝手上、特に困ることもなく、平穏無事、質実剛健なチューブではないかと思います。
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2016年年7月の話。
長距離サイクリングの機会が減ったことで、この5年ほど出走頻度がすっかり減っている小径車。8月上旬のサイクリング・イベントに向けて久々に空気を入れていつもの山へ向かい、往復50km。翌週、再び50kmを走り状態確認が完了。整備はバッチリ。
ところがその翌日、前タイヤの空気が少々甘くなっているのを発見。2013年4月にこのチューブに交換した際にシーラントを入れていますので、こんな風にスローパンクするというのはまず考えられません。
パンクではなく、バルブの変調、でしょう。
というわけで透明な小瓶に水を満たし、真下に向けたタイヤのバルブを小瓶の口の水に漬けたところ、
プクッ、、、、、、、、、、、、プクッ、、、、、、、、、、
小さい気泡が一つずつ生まれて大気中に還っていきます。
バルブコアをVittoriaの中古品と交換してあっけなく復旧。
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で、件のシュワルベのバルブコアをよく見たら、こんな風になっていました。
弁を形成する金属側が崩落しています。
これは一体、何が起こったのでしょうか。シーラントによるケミカルエッチングですかね???
実は、今年3月、4年3か月、46000kmぶりにパンク(?)を経験したのですが、その時も腑に落ちないものを感じ、バルブコアを疑って、抜いてねじ込んで、と、多少足掻いてからチューブ交換したのですが、あとで調べたら結局、パンクではなくバルブから空気が漏れていました。あれもシュワルベ。件の自転車は700Cフラットバー車ですが、14200km、4年1か月の長きにわたって使用していたチューブでしたので、あまり深く追求せずに、
「あー、バルブ死んでる・・・」
と思いつつ、何も考えずに古いチューブは早々に廃棄処分してしまいました。今回の小径車バルブ金属部崩落事件に際して、3月のあれも同じ症状だったんだろうか?(謎)・・・と思った次第です。
今後は日常的に使っているVittoriaチューブラのバルブコアも注視してみようと思います。
価格評価→★★★☆☆
評 価→★★★☆☆
年 式→2013
※シーラントの影響に関する評価は、事例数が少なすぎて判断不能なので、ペンディングとさせていただきました。