街乗りロード用にクロモリフレームを物色中にeBayで小柄な私にも合う480mmのものを発見しイタリアのセラーより購入。約250ユーロ。ヤフオクとか日本国内のクロモリフレームが馬鹿みたいに高騰しているなか、日本までの送料考慮しても、買い得感が大きい。
ところが、このフレーム、日本国内で販売されていた形跡がなく、ウェブで検索しても日本語記事はゼロ、英語も皆無、イタリア語やどこの言語か分からない記事がいくつかあるのみで、情報がほとんどない。日本で流通してないので、ここでレビュー書いたところで実際に読者の参考になる可能性は限りなくゼロに近いのだが、自身の備忘もありレビュー記事投稿することにした。
日本でもかつて売られていたMegaはアルミフレームであるが、このMegaChromeはれっきとしたクロモリ。重量はフォーク込で2.7kgと激重。クロモリなのにダウンチューブが扁平形状だったり、こんな重いフレームのくせにリアブレーキのケーブルが内蔵処理されていたり、いろいろと正体不明。
組上げは、手持ちのパーツを基本に、一部ヤフオクやeBayで購入しながら、結局74Dura化。ホイールは昔買ったCAADについてた鉄下駄をとりあえず履かせて完成。
あらためてジオメトリを見てみると(すべて手計測)、シートチューブは見るからに寝ているものの、ホイールベースが950mm、リア-センターが395mmと、ここだけ見るとやたらとレーシーなジオメトリ。ますます謎。
乗り味:硬い。これでクロモリかというぐらい硬い。アルミバイクに乗っているのかと錯覚する。ハンドリングもクイックなので、CAADに乗っているような印象を受ける。ただし、リア-センターはCAADより短いものの、いかんせん重いので中速域からの加速はもっさり感が否めない。
結論:結局、およそ街乗りロードに適した乗り味ではないのだが、カラーリングが明るくて楽しいし、ブランドの(日本での)マイナーさっぷりもいいし、普段着・フラペで気取らずに乗り回す分にはいい。何しろ日本にほとんど存在しないと思われるので、何の参考にもならないけど。
価格評価→★★★★★
日本でまともなクロモリフレーム買うと5万は下らない
評 価→★★★★☆
乗り味硬いし重いけど、本人の自己満足度は高い
<オプション>
年 式→不明
カタログ重量→ g(実測重量10.2kg)